８週後にシミとシワが減少!?

新体操選手たちが日ごろ行っている体作りのメソッドと、ポーラの研究をかけ合わせた「BI-HA-DANCE」。基本となる立ち姿勢から、全身のストレッチ、体幹、腹筋・背筋・側筋・ふくらはぎのトレーニング、クールダウンで構成された、全編で約20分間のエクササイズです。

特別な器具は必要なし。誰でも気軽にできる動きが多く、実践しやすい内容になっています！　さらに「BI-HA-DANCE」には、フェアリー ジャパン POLAの選手たちのような凛とした美しいボディメイクはもちろん、美肌にも効果があるという実証結果が…！

実際に「BI-HA-DANCE」を運動習慣のない35～39歳の11名の一般の人が毎日実施したところ、８週後にシミとシワの数が減少したとのこと。また、自己肯定感に関する項目でも１回目の体操のあとから変化が認められ、さらに唾液を採取しストレスの指標として用いられるアミラーゼ量を測定すると、４週後から減少したのだそうです。
「BI-HA-DANCE」を継続することで不安やストレスの緩和など心にも体にも、そして肌にもいい影響を与える可能性があることが示唆されました。

基本となる立ち姿勢から〜首のストレッチまで

「BI-HA-DANCE」は、元フェアリー ジャパン POLAキャプテンで、現在フェアリー ジャパン POLAのアンバサダーを務める田中琴乃氏が開発しています。
今回は、基本となる立ち姿勢から首のストレッチまでをご紹介します。

基本ポイント【立ち姿勢】

【１】かかとを閉じて、つま先をこぶしひとつ分ほど開いた状態で立つ。骨盤を立てて、お腹をへこませ、お腹だけで背伸びをする。

【２】お腹に力を入れて、ほかはリラックスした状態で首とあごを引いて立つ。
このあとのトレーニングも、この基本姿勢で行う。

ストレッチ【首】

【１】肩幅に脚を広げ、ひざとつま先を正面にそろえる。
両手を後頭部にかけ、肩の力を抜いて、８秒間息を吐きながらゆっくり前へ倒す。

【２】ななめ左前を見るように首を傾けて、頭頂部を正面に向け、肩と骨盤が床と並行になるように意識する。

【３】背骨がゆがまないように注意しながら反対側も行う。両肩が正面から見て水平になることを意識する。

【４】片方の手を頭にかけるように反対側の耳をタッチ。左手は床に向かって引っ張る。８秒間で息を吐きながら手の重みで頭を傾ける。反対側も行う。

長い息を吹き出しながら、ていねいにゆっくり伸ばしていきましょう。
次回は、胸と腰のストレッチをご紹介していきます。

＜プロフィール＞
田中 琴乃さん

2006年、当時最年少の15歳で代表入り。北京、ロンドン両五輪に出場。ロンドンではキャプテンも務めた。13年10月に現役を引退後、2014年ポーラ入社。美容研究室を経て2015年より宣伝部PR企画チームに在籍。14年７月から美容コーチ見習いの後、美容コーチに就任。現在は、ポーラを退社し、フェアリー ジャパン POLAアンバサダーとして活躍中。「BI-HA-DANCE」の開発者、考案者である。

文／庄司真紀