CATEGORY : フィットネス |トレーニング
【ダイエットチョイス!】インナーマッスルって何?~EICO式ダイエットのコツ(99)~
Contents 目次
A意識的には動かすことができない筋肉のこと
グッドチョイス!
意識的には動かせないが、アウターマッスルと連動して動く
インナーマッスルだけを意識的には動かすことはできないので、正解です。ただし、外側の筋肉(アウターマッスル)を動かすことで自動的に動きます。ピラティスなど、インナーマッスルを鍛えるトレーニングではこの相互作用を利用しています。
B内臓を支えている筋肉のこと
グッドチョイス!
体幹にあるインナーマッスルは内臓を支えている
インナーマッスルの働きにはいろいろありますが、体幹にあるインナーマッスルには、腹横筋や骨盤底筋群など内臓を支える働きをしているものもあります。
C胴体にある筋肉の総称
バッドチョイス!
インナーマッスル=体幹ではない!
インナーマッスル=体幹の筋肉と思っている人が多いようですが、これは間違いです。インナーマッスルとは、全身の深層部にある筋肉を指します。
Dお腹の奥だけにある筋肉のこと
バッドチョイス!
インナーマッスルは背中や上肢、下肢など、全身にあります
インナーマッスルというと、腹部の奥の筋肉と思っている方も多いのですが、腹部だけではありません。背中や上肢や下肢にもあります。
【インナーマッスルとは】
〈インナーマッスル=体幹の筋肉〉と勘違いしている人が多いのですが、正しくは深層筋のこと。簡単に言うと、さわって届かないところにある筋肉のことです。体幹だけでなく、上肢や下肢にもあります。代表的なものをいくつか紹介しましょう。
腹部にある腹横筋は内臓を支える役割があり、呼吸する際や、腹圧で排泄するときにも働きます。背骨につながる多裂筋は、腰をひねったり反ったりするときに働きます。横隔膜やろっ間筋は腹式呼吸のときに、棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)は肩の上げ下げのときに働きます。お尻には大殿筋の下に小殿筋があり、股関節には上半身と下半身をつなぐ腸腰筋があります。そして女性にとって重要なのが骨盤の下部にハンモックのように存在する骨盤底筋群です。出産や加齢などで、ここが弱くなると尿もれを引き起こすため、鍛えておくことが大切です。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ