CATEGORY : フィットネス |トレーニング
【ダイエットチョイス!】インナーマッスルを鍛えるのに効果的な運動は?~EICO式ダイエットのコツ(103)~
Contents 目次
Aマシントレーニング
バッドチョイス!
マシンで鍛えられるのは外側の筋肉
筋トレ=マシントレーニングというイメージがありますが、マシントレーニングは、筋肉の中でもアウターマッスルを鍛えるためのもの。とくにトレーニング初心者は、マシンでインナーマッスルまでアプローチするのは難しいでしょう。
Bピラティス
ナイスチョイス!
リハビリ目的に作られたもので、インナーマッスルにもアプローチ!
ピラティスはもともとリハビリを目的に考え出されたもので、インナーマッスルにもアプローチできるように作られています。インナーマッスルは意識的に動かすことはできないと言われていますが、アウターマッスルを動かすことで自動的に動きます。つまり、連動するアウターマッスルを動かすことで、鍛えることができます。ヨガと混同しがちですが、ピラティスのほうが筋トレ寄りです。
C フロアトレーニング
ナイスチョイス!
「プランク」などのエクササイズが◎
フロアトレーニングはマシントレーニングとは違い、アウターマッスルとインナーマッスルとの相互作用を利用したバランスの筋トレができます。つまり、インナーマッスルを鍛えることができます。代表的なエクササイズは、うつ伏せになった状態で前腕とひじ、そしてつま先を地面につき、 その姿勢をキープするエクササイズ「プランク」です。
ピラティスも日本で普及しているものの多くは、マットピラティスと呼ばれ、フロアトレーニングの一種です。
D EMS
ナイスチョイス!
「腹筋が1回もできない!」という場合などに効果的
筋肉は、電気信号で回路がつながらないと、その筋肉を動かすことができません。腹筋が1回もできない人は、電気信号の回路がないため、いくら筋トレしても効果が出ないのです。そんなときにおすすめなのがEMSです。お腹にEMSをつけて電気信号を送り、1回でもピクッと筋肉が動けば、「ここは動くんだ」と体が覚えます。これは回路ができた状態。こうなれば、筋トレの効果が出てきます。
【インナーマッスルを鍛える方法ついて】
インナーマッスルを鍛えるためには、アウターマッスルとの相互作用を利用した、バランスのよい筋トレが必要となるため、マシントレーニングよりフロアトレーニングが効果的です。床で行うプランクやピラティスが有効でしょう。
意外なところでは、筋トレ効果を出すためのベースとなる「電気信号の回路を作る」のに、EMSが使えます。筋トレが1→100だとすると、EMSに0→1の作業をしてもらうのです。この回路ができると、筋トレ効果が上がってきます。
取材・文/野上 郁子 イラスト/たなか のりこ