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体の芯から冷える季節になると「寒い、寒い…」と言いながら、無意識に肩を上げてしまいがち。しかし、「この何気ない仕草が肩こりの原因を作ってしまう場合もあるんです!」とコンテンポラリーダンサーの得居幸さん。肩こりをすっきり解消しながら、首のこりや頭痛も、みるみる回復に向かわせるストレッチを教えていただきました。
- 監修
- 得居 幸
肩こり解消エクササイズ ステップ<1>
<1>床にあぐらか長座で座ったら、腕を組み両手の指先をわきの下にあて、親指はわきの上に当たるように添えます。
<2>息を吸いながらひじを持ち上げ、やさしく背中を伸ばしてあげましょう。
息を吐きながらひじを下げて指先をはさみ、手でもわきの下をつかみます。
<3>背中は丸めて、肩の力を抜きましょう。
一連の流れを5回ほどくり返したら、わきの下をさすってリンパを流します(得居さん)
肩こり解消エクササイズ ステップ<2>
<1>足をそろえて長座で座り、右手は右脚のつけ根に添え、左手は体の横から少し離して床につきます。ひじは曲げてもかまいません。
<2>右ひじを曲げて目線と一緒にななめ上に上げます。
<3>右ひじで円を描くように、内回しと外回しを4回ずつ行いましょう。肩と肩甲骨を大きく動かすように意識して円を描いてくださいね。
手を入れ替えて反対側も同様に行って(得居さん)
肩こり解消エクササイズ ステップ<3>
<1>床にひざ立ちになります。骨盤の幅を目安に両脚の間隔を広げます。
上体をまっすぐ立てたら、背中側で両手の指をからめてつなぎましょう。
<2>肩甲骨を寄せながらひじを伸ばし、ひざでも床を軽く押して、胸を天井方向へと突き上げるように伸びます。
<3>手を離したら、肩の真下で床に両手をつきます。
<4>両ひざと両手で床を押しながら、背中を丸めるようにして肩甲骨の間を広げて上に突き上げます。この流れを3回くり返してください(得居さん)
肩こり解消は、セルフケアの積み重ねが欠かせません。ぜひ、続けてみてください。
取材・文/高田空人衣
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得居 幸
愛媛県松山市出身。99年よりyummydaneとして国内外で多数上演。10年に美術家/アニメ作家の山内知江子とパフォーマンスユニットHanbun.co(ハンブンコ)を結成、独創的な作品が各地で好評を博す。「道後オンセナート2018」地元アーティスト。舞台と並行して親子向けWSや俳優への身体WSなど活動は多岐にわたる。
Hanbun.coURL:https://hanbunlive.wixsite.com/hanbunco
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