むくみ知らずの体へ! 「朝、鏡で顔を見たときにむくんでいることがある」「夕方、脚がむくんでブーツや靴がきつい」こんな声をよく聞きます。むくみは女性にとっての大敵。体重以上に太って見えてしまうこともあります。そんなむくみを食事から解消できる、カリウムたっぷりのおすすめレシピをご紹介します。
Contents 目次
そもそも、なぜむくむの?
むくみとは、血液中の水分が染み出て回収されず、血管外の水分量が多くなった状態をいいます。
水分や塩分のとりすぎ、運動不足、生理前といった要因で起こります。
むくみに有効な栄養素は、カリウムです。カリウムには、利尿を促し体内の水分バランスを調整する役割があります。
むくみを解消するカリウムが含まれる食材とは?
今回は、カリウムがたっぷり含まれている「アボカド」「きゅうり」を使ったレシピを紹介します。
アボカドには、カリウム以外にもビタミンEが豊富です。
ビタミンEには体内の血行をよくする働きがあるので、冷えによるむくみにも効果的です。
夏は、冷房による体の冷えにも注意したいですね。
豆腐にもカリウムが多く含まれており、さらにホルモンバランスを整える役割もあるので、生理前のむくみにも効いてくれます。
味噌は塩分が多いので、むくみの原因になると思われがちですが、ミネラルも豊富に含まれているため、とりすぎなければ問題ありません。
また、カリウムは熱を入れると栄養素が逃げてしまうので、生で食べたり、スープにしたりしていただくようにしましょう。
カリウムは、ほかにもズッキーニ、キウイ、スイカ、バナナ、ほうれん草にも多く含まれています。
食事以外からでも、軽い運動やマッサージをしたり、湯船につかって血行を良くしたりすることでむくみを改善できます。
私自身も10代からむくみに悩まされています。
むくみ解消のために「今日から毎日20分走る!!」「今日から毎日半身浴1時間!!」と意気込んでも結局は三日坊主。
毎日歯磨きしながらストレッチをしたり、テレビを見ながらマッサージをしたりといったように、「ながら」で行えることを普段の生活に取り入れるようにしています。
同じように、食事面でも「今日は1品アボカド料理を追加しよう」「お弁当の余ったスペースにきゅうりをスライスして入れよう」というように普段の食事にプラスαできるといいですね。
この夏は、むくみ知らずのほっそり引き締まった体を目指しましょう。
むくみ知らずのボディになれるおすすめレシピ
豆腐タルタルのアボカドサンド
〈材料〉8個分
アボカド・・・2個
きゅうり・・・1/2本(5㎜角に切る)
A
木綿豆腐・・・150g(水切り後)
味噌・・・大さじ1
白ワインビネガー・・・小さじ2
レモン汁・・・適量
作り方
- アボカドを縦半分に切った後、1㎝幅くらいで16枚分スライスし、レモン汁をかけておく。
- フードプロッセッサーにAをすべて入れ、なめらかになるまで撹拌する。
- ボウルに(2)ときゅうりを入れ、混ぜ合わせる。
- スライスしたアボカドの上に(3)をのせ、さらにアボカドをのせてサンドする。
〈ポイント〉
- 見た目もかわいいので、パーティーで出しても喜んでもらえるレシピです。
- アボカドのこってり滑らかな食感、きゅうりの涼やかな夏らしい味わいを同時にたのしむことができます。
- アボカドは熟してくると実が黒くなる上に崩れやすいので、少し硬いものを選びましょう。切った後は変色しやすいので、包丁を入れたらなるべく早めにレモン汁をかけます。