「おいしくて太りにくい食べもの」さえあれば、こんなに苦労しないのに!? ダイエット経験者なら、誰しも1度はそう思ったことがありそうです。ところが、その食べものはなんと、身近なフルーツである「キウイ」だった!? ゼスプリインターナショナルジャパンが開催したメディア向けセミナーで管理栄養士の足立香代子先生から伺った「キウイの機能性」。FYTTE読者のみなさんにも知っていただきたい情報が、盛りだくさんでした。
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<キウイのここがスゴイ!1>アミノ酸の吸収を速めてくれる酵素「アクチニジン」
キウイに含まれる「アクチニジン」は、消化管でのたんぱく質の消化を助ける酵素。胃もたれなどの不快な症状を予防するのに役立つだけでなく、たんぱく質がアミノ酸に分解されたあと、小腸で吸収されるのを速める可能性もあるのだとか。アミノ酸は筋肉の材料となり、代謝の高い太りにくい体をつくるのに欠かせない栄養素です。それをスムーズに吸収できるのであれば、運動後の体を効率よく回復させるので、ボディメイクがスムーズになるでしょう。ちなみにゼスプリの場合、ゴールドキウイよりもグリーンキウイのほうがアクチニジンの含有量が多く、その差は10倍!
<キウイのココがスゴイ!2>食後の血糖値が上がりにくい
食後に血糖値が急上昇すると、余分な糖が脂肪となって蓄えられがちですが、キウイはその心配が少ないフルーツです。既に前篇でお伝えしたので繰り返しになりますが、キウイは含まれる糖分に「果糖」が多いことと、食物繊維が豊富であることが特徴。その2点が、キウイが血糖値の急上昇を抑える「低GI食品」であるヒミツなのです。
さらに、キウイには整腸作用も!