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コラーゲンスープ

不眠や体の不調、シミやシワが増えた…。そろそろアンチエイジングを意識した食が必要なのかもしれません。日本人なら日本人に合った食事が大切。それがダイエットやアンチエイジングに大きな効果をもたらします。
今回は、新宿溝口クリニックの溝口徹院長の『医者が教える日本人に効く食事術』(SBクリエイティブ)から、「日本人が若返る」食事術について3つのポイントを教えていただきます。


「パーン」と張った肌を手に入れるなら 「鶏肉の水炊き」

水炊き鍋

強い抗酸化作用があるグルタチオンを構成する3つのアミノ酸のひとつ、グリシンもぜひとっておきたい栄養素です。
グリシン には「ぐっすり眠れる」「朝起きたときに疲れが残らず目覚めがいい」などの作用があることがわかっています。質のいい睡眠はアンチエイジングにも効果が高く、抗酸化と合わせ、ダブルの意味でアンチエイジングが期待できます。
グリシンは具体的には、細胞保護作用、免疫反応、成長・発達、代謝など、人の生存にかかわる多くの機能に影響をもたらします。
グリシンを摂取するために牛すじや骨付き肉のスープ、魚の皮など、まずはコラーゲンを含むものを積極的にとりましょう。
よく「コラーゲンは食べても意味がない」「食べてもアンチエイジング効果はない」と言われますが、コラーゲンは、含まれるアミノ酸の3分の1がグリシンという特徴的なアミノ酸組成をしており、コラーゲンを食事から摂取することによって、体内でのコラーゲン合成に必要なグリシンが大量に供給されることになります。
コラーゲンの基本的な構造となるコラーゲン繊維をつくるには、ビタミンCと鉄が必須で、これが不足するとコラーゲンの合成は著しく低下します。
つまりいつまでも若々しい張りのある肌をつくり、骨を丈夫な状態に保つためにはコラーゲンをただ食べればいいということではないということです。コラーゲンを食べるだけではなく、鉄やビタミンCなども十分量確保しておきましょう。

シミをなかったことにするなら 「ビタミンC」より「赤身肉とレバー」

赤身肉ステーキ

「なんとなく顔がくすんでいる」「顔色が悪い」「最近シミが増えてきた」。
こんな悩みを持っている人は、おそらく鉄分が足りていません。
クリニックでは、必ず詳しい血液検査を行いますが、その結果、多くの人が鉄不足であることがわかります。女性に限って言えば、ほぼ全員が鉄不足と言っていいでしょう。
鉄不足はさまざまな不調の原因になり、美容の面からお話しすると、鉄不足の人には、シミが多いのです。
よく女性が出産後に「急にシミが増えた」と言いますが、これも出産によって鉄不足が起きているからです。また、ダイエットで肉を控える日本人も同じく鉄が不足しがちです。 肉は効率よく鉄分を摂取できる食材なので、減らしすぎないようにすることです。 シミをなくしたいなら、ビタミンCより断然、鉄分です。それも動物性たんぱく質が最高です。ですから食事には、赤身肉やレバーを積極的に取り入れるようにしてください。

「若返りホルモン」を手に入れたければ「とろろ」が最強

とろろ

アンチエイジングに欠かせないホルモンがあります。それがDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)です。DHEAは別名若返りホルモンと呼ばれています。
この若返りホルモン(DHEA)は、思春期に急激に増加し、20歳ごろをピークに徐々に減少、70歳ではピーク時の20%、80〜90歳で5%程度になってしまいます。
この数値は長生きだから高いというわけではなく、見た目が若々しく元気でいる人ほど、数値が高いのが特徴です。 DHEAの働きは以下の通りで、アンチエイジングそのものです。

・ストレスを緩和し、やる気を向上させる
・アルツハイマー病を予防、改善する
・不妊症を改善する
・性的欲求を高める
・免疫力を高めて炎症を抑え、腫瘍を予防する
・インスリンの働きを助け、糖尿病を予防する
・筋力を維持し、代謝を高めて体脂肪を減らす
・動脈硬化を予防する
・脂質異常症を予防する

この若返りホルモン(DHEA)はどうしたら増えるのでしょうか。 もっとも効果的なのは、ヤムイモをとることです。
「ヤムイモ?なんだそれ?」と思われた方も多いと思います。ヤムイモとは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のイモです。
これになじみがない方も安心してください。自然薯や長いももヤムイモの一種なので、ぜひとろろを食べるようにしてください。ぜひそのまますって、直接とることをおすすめします。

アンチエイジングは高齢者になってからでは遅すぎます。30、40代から始め、食事によって体の中から若返ることができます。

参考書籍
溝口徹『医者が教える日本人に効く食事術』(SBクリエイティブ)

書影

文/庄司真紀

溝口 徹

1964年神奈川県生まれ。福島県立医科大学卒業。横浜市立大学病院、国立循環器病センターを経て、1996年、出身地の神奈川県藤沢市に溝口クリニック(現・辻堂クリニック)を開院。2003年、新宿に日本初の栄養療法専門クリニックである新宿溝口クリニックを開院。
オーソモレキュラー療法などに基づいて構築した「トータル栄養アプローチ」によって、精神疾患、がんをはじめとする多くの疾患の治療にあたるとともに、患者や医師向けの講演会、勉強会も頻繁に行なっている。
著書に『「うつ」は食べ物が原因だった! 』『「血糖値スパイク」が心の不調を引き起こす』『アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる! 』(以上、青春出版社)、『がんになったら肉を食べなさい』(PHP研究所)、『花粉症は1週間で治る! 』(さくら舎)、『この食事で自律神経は整う』(フォレスト出版)など多数。

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  1. 美肌

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