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入浴時に悩みのある女性

 人に相談しづらい、かゆみ、臭いなどのデリケートゾーンの悩みは、セルフケアで解消できることもあります。都内のクリニックなどで診療にあたる一方、メディアでも活躍する産婦人科医の丸田佳奈先生に伺いました。

監修
丸田 佳奈

デリケートゾーンのムレもかゆみの原因。アレを使っている人は要注意

生理用ナプキンを手にする女性

カンジダ膣症、細菌性膣症といった疾患以外でも、デリケートゾーンのムレやかぶれで、かゆみが出ることがあります。
「排卵期や月経前はおりものが増える時期。また、暑い季節になると、汗をかきやすくなることで、さらにムレ、かぶれが起こりやすくなります」(丸田先生)

デリケートゾーンのトラブルを防ぐためのセルフケアを紹介します。

○おりものシート、生理用ナプキンはこまめに変える

「おりものシートは、長時間同じものをつけていると、シートと外陰部が密着して、よりムレやすくなり、かぶれ、かゆみが起こりがちです。おりものシートを使うときは、こまめに変えて、デリケートゾーンを常にさらっとした状態にしておくようにしましょう」(丸田先生)

生理用ナプキンも同様です。特に、経血量が少なってくると、取り換える回数が少なるなりがち。トイレに行くたびに、取り換えることを忘れずに。

○通気性のよい衣服を身につける

おりものでかぶれやすい人は、衣類にも気をつけましょう。
「下着は綿素材がおすすめ。汗をかきやすい季節は、通気性が悪くなるレギンスやタイツ、スキニータイプのデニムやパンツは控えたほうがいいでしょう」(丸田先生)
夏は、流行のワイドパンツやロングスカートがおすすめです。

○子どもに「おまたがかゆい」と言われたら?

「子どもでも膣からの分泌物があります。さらに、トイレの後におしっこをちゃんと拭けていないといったことが重なると、下着が湿って、ムレてかゆくなることがあります。綿のパンツをこまめにはき替えさせてあげましょう。子どもが嫌がらないなら、家ではノーパンで過ごしてもよいです」(丸田先生)

夏のデリケートゾーンのお手入れ

入浴時に体をていねいに洗う

夏は、汗によるムレでニオイも気になる季節です。デリケートゾーンのお手入れは、どうすればよいでしょうか。

○デリケートゾーンはやさしくお手入れ

ボディーソープでゴシゴシ洗うと刺激が強く、傷つけてしまうおそれがあります。臭いが気になるときは、デリケートゾーン専用のソープを使うといいでしょう。お湯でやさしく洗うだけでも、十分清潔は保てます。

○ニオイが気になるときは?

月経のときやおりものが多い時期は、周囲の人に、ニオイが気づかれているのではないかと神経質になる人もいるかもしれません。

「『パートナーに臭いと言われた』など、ニオイが気になるといって受診する人もいますが、膣内の環境を良好に保ってくれるデーデルライン桿菌は乳酸菌の一種なので、少し酸っぱいニオイがします。でも、それは正常なニオイ。あまり気にし過ぎないようにしましょう」(丸田先生)

取材・文/海老根祐子

丸田 佳奈

丸田 佳奈

産婦人科医
日本大学医学部医学科卒業。都内の産婦人科クリニックで診療にあたり、女性特有の病気の悩みなどに精通している。また、タレントとしても活動。現役医師という立場を生かし、テレビ・雑誌を通して医療情報を提供している。MXTV『バラいろダンディ』木曜コーナー「無病息災!バラいろ健康学会」などに出演中。著書に『キレイの秘密は女性ホルモン』(小学館)、『間違いだらけの産活』(学研パブリッシング)などがある。

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  1. デリケートゾーンのお悩み

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