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    頭痛や足のつりは塩分不足のサイン!? 熱中症予防にスポーツドクターがすすめる塩分摂取法

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運動して疲れている女性

夏は比較的涼しい日でも汗をかき、常に脱水の危険があります。運動中ならなおさら。水分補給をしていても、めまいや頭痛を感じたら、「ナトリウム不足」のサインかもしれません。スポーツドクターの佐藤務先生によると、「発汗が増すほど塩分の喪失も加速度的に増加します」とのことです。今回は夏場に注意したい脱水の予防法についてお伝えします。

監修
佐藤 務

運動1時間前に十分な水分とナトリウムを

運動前に水を飲む女性

運動中や運動後に起こるめまいや頭痛を経験したことがある人は多いはず。
サウナや夏場の温泉でもあるかもしれません。

スポーツドクターの佐藤務先生は、
「水分補給は脱水を予防するためにも重要です。しかし、水分補給していても足がつったり、めまいや頭痛が起こるのは、ミネラルのひとつであるナトリウムが不足しているサインです。放置していると、多尿・頻尿、下痢、吐き気や嘔吐が起こります」と話します。
重症化すると低ナトリウム血症という、錯乱、意識障害、性格変化、呼吸困難などという重大な事態に陥ることも。死亡事故につながることもあります。

特に汗をかきそうなときは、汗をかく前に水分と塩分を摂取しておくのがポイントです。
「水分は主に大腸から吸収されるため汗をかいてから飲むのでは遅すぎます。こまめに水分とナトリウム補給をしましょう。
運動をする方は、運動を始める1時間くらい前にコップ1~1.5杯くらいの水分とナトリウムを、さらに運動中もこまめに補給をしましょう。また、発汗が増すほど塩分の喪失も加速度的に増加します」(佐藤先生)

伝統食材の塩こんぶが血中ナトリウム濃度を回復

お皿に盛られた塩昆布

熱中症を予防するには水分とともに塩分の摂取が大事。
わかっていてもスポーツドリンクや塩飴は甘さが気になる人も多いでしょう。フジッコの調査によると、熱中症対策をする際にスポーツドリンクの糖分が心配だと感じている人は76.8%もいることがわかりました。

佐藤先生のオススメする塩分摂取法のひとつに伝統食材の塩こんぶがあります。

塩こんぶを製造するフジッコでは、佐藤先生と共同で、水分と塩こんぶ摂取による血中ナトリウム濃度の回復についてテストを行ったところ、運動後の下降した血中ナトリウム濃度の回復傾向が確認できました。
加えて、運動中に水分と塩こんぶを補給すると、運動後に血中ナトリウム濃度の回復が早いこともわかりました。

たくさん水分を摂取しそうな日は、朝ごはんに塩こんぶを食べたり、昼食のおにぎりを塩こんぶにしてみてはいかがでしょう。塩こんぶを小分けにして携帯し、水分補給とともに塩こんぶを摂取する方法なら、こまめに塩分を補給できますね。夏の旅行やアウトドアの熱中症予防にも活躍しそうです。

文・写真/庄司真紀

佐藤 務

稲毛病院 整形外科・リハビリテーション科健康支援科部長 産業医。
宮崎医科大学卒業後1995年、稲毛病院整形外科入職。1996年に漢方肥満外来、1997年にビタミン外来、2000年に健康支援科を新設。専門は整形外科・リハビリだが、予防から在宅医療まで総合医療を展開。栄養学を基本とするダイエットやサプリメントの研究を行い、その知識と指導力は各界で支持されている。昭和大学医学部統合医学科講師。健康スポーツ医。日本医師会認定産業医。

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  1. 熱中症予防

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