「最近、気分が乗らなくてモヤモヤするな」「朝、起き上がるのがしんどいな」「なんだか人づきあいがめんどうになってきた」――閉じこもってしまうような辛さではないけれど、心がざわつく感じ。でも原因は特に思い当たらないし……。そんな経験はありませんか? それはもしかしたら、「自己肯定感」が低くなっているというサインかもしれません。では、そもそも自己肯定感ってなんでしょう? 心理カウンセラーであり、自己肯定感の第一人者である、中島輝さんに伺いました。
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人生を支えるエネルギー、それが「自己肯定感」
自己肯定感って何だと思いますか? 自己肯定感とは、「自分が自分であることに満足でき、自分を価値のある存在だと受け入れられること」です。あなたの人生という軸を支えるエネルギー、生きるエネルギーそのものと言ってよいでしょう。
自己肯定感は自分の価値に関する感覚であり、誰もが備えもっているものです。自分には自分らしく生きる能力があるし、幸せになる価値もある存在なんだ、未来にはきっといいことがあるんだ――。自己肯定感に支えられると、そんなふうに自分や他人の能力、未来を信じることができるのです。
あなたの自己肯定感をチェックしてみましょう!
じつは、自己肯定感というのは安定したものではなく、環境や状況に応じて高くなったり低くなったりします。ちょっとテストをしてみましょう。次の自己肯定感チェックシートの12個の質問に、○か×かで答えてみてください。答えはメモしておきましょう。