春は新生活がスタートする季節。ひとり暮らしを始める、引っ越しをする、そんなライフスタイルの転換期でもありますよね。そこで今回は、NGT48のメンバーである安藤千伽奈さんに、誰でも簡単にできる「おうちDIY」で収納上手になる方法や、安藤さんが実践した節約術を教えてもらいました! 20歳の若さで食費を1か月1万円に抑える挑戦をするなど、そのとり組みは超本気モードです。
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アイドルなのに超節約上手な安藤さんの節約テク
現在ひとり暮らし中の安藤さん。実家にいる頃から、お母さんといっしょに買いものに出かけるときには「今日はこれが安いよ!」と自身でもリサーチをしていくような、節約上手な面を持っていたそう。そんな安藤さんですが、なんと過去に1か月の食費を1万円に抑えることに成功したというから驚きです。
「 1か月1万円生活をやってみたいという興味があって、もともと月の食費を1万5千円にしていたところを1万円にしてみました! 節約がというか、上手にやりくりすることが好きなので、おいしくて安く済ませられればいいこと尽くしだなと思って。ひとり暮らしに慣れた2019年の10月頃に挑戦してみたんですけど、やってみると意外とキツかったです(笑)。でも、すごく楽しくて、安くてもこんなにいろいろなレシピができるんだな、とか、こういう食材が使えるなという発見がたくさんありました」(安藤さん)
楽しんでいたことが節約チャレンジ成功の秘訣かもしれませんね。ところで、安藤さんの節約テクや、食費を1か月1万円に抑えたときの発見を教えてください!
「実家にいたときは食卓にも出てこなかったけれど、『豆苗』を使うことが増えました。スープに入れたり、電子レンジで温めて温野菜にしてポン酢で食べたり、チャーハンに混ぜたり意外と幅広い使い道があります。それに、豆苗は2~3回再生栽培で食べられるのが魅力です。『おいしいのがまた食べられる~!』って思ってよく食べていました(笑)。あとは、業務スーパーの冷凍野菜がとっても便利なんですよ。ブロッコリー、コーン、アスパラガスをよく買ってスープやシチューに使うんですけど、生で買うよりも安いのですごく重宝します。野菜を食べるように意識していても、ひとり暮らしだと買っても食べきるのが大変で余らせてしまうことも…。そういう面でも冷凍野菜はおすすめです」
ヘルシーな食生活のために家に野菜はストックしておきたいけれど、長期保存がきかないものもありますよね。冷凍野菜は食品をムダにせず、結果的に節約にもつながるねらい目の商品といえそうです。
ひとり暮らしをきっかけに「おうちDIY」に目覚める
さらに、ひとり暮らしの安藤さんは、ついマネしたくなるようなおうち収納テクも実践中の様子。
「ひとり暮らしを始めてから部屋に収納スペースがあまりないので、限られたスペースの中でものをとり出しやすかったり、片づけやすかったり、お洒落に見えるように工夫しています。ネットで調べて『収納ラックが100円ショップのアイテムを使って作れるんだ!』と知って、自分で作っていたらDIYにハマっちゃいました!
ロフトベッドにはワイヤーネットをつけてカチューシャやアクセサリーを置いています。ワイヤーネットとつっぱり棒、結束バンドで作る収納棚はとても簡単で、女性ひとりでも作れて便利です。たとえば、壁と壁の間につっぱり棒をして、ワイヤーネットを乗せて結束バンドでとめれば簡単な収納棚が作れます。私はこの方法をトイレやキッチンで利用しているんです。生活用品を買いだめすることが多いので、収納スペースは必要ですね。
ほかにも、カラーボックスを組み合わせて作るテレビ台もおすすめです。ひとつのカラーボックスにテレビを置くのもいいのですが、わたしのおすすめはカラーボックスを3~4つ使って「凹」の形にして、くぼんでいるところにテレビを置く使い方。まわりは収納スペースにもなりますし、ちょっと豪華なテレビ台にもなるんですよ。 TVラックには、ファンの方からいただいたものや、友達との写真を飾っています!」
DIYというと難しそう、材料を集めるのが大変そうなイメージを持っている人もいるかと思いますが100円ショップのアイテムで作れるならマネしやすいですね。
「100円ショップにはたくさんDIYに使えるものが売られています。ワイヤーネット、つっぱり棒、結束バンド、すのこなどはDIYでよく使われるイメージがあります。あとは、かわいいお皿やカフェカーテンなんかもお手軽にゲットすることができます。スリーコインズで売られている収納ラックも便利で、私はクローゼットの中とトイレ収納と洗濯機収納の棚で使っています」
まだ20歳というフレッシュさとは対照的な生活の知恵の豊富さに、友だちやメンバーからは意外な反応が返ってくるようです。
「友だちからは『なんかかっこいいから彼氏にしたい』と言われたことがあります。メンバーからは最近ママと呼ばれるようになりました(笑)」
ニコニコっとした笑顔があふれる安藤さんですが、かわいさだけでなくしっかりとした一面を持っていて、そのギャップには同性からも愛される魅力がギュッとつまっていました。春から新生活をスタートしたみなさん、ぜひ安藤さんの節約テクや収納テクを参考にしてみてはいかがでしょう!
<PROFILE>
安藤千伽奈
NGT48ドラフト3期生。長野県出身の20歳。愛称は、あんどぅー、ちぃ、ちかな。自身の出身地である御代田町のふるさと大使を務める。趣味は料理やお菓子作りと、女の子らしさと家庭的な面も魅力のひとつ。
※写真はすべて本人によるものです。
文/FYTTE編集部