温泉地として名高い箱根・強羅に、5月7日グランドオープンした『ビオテラスオルガニカ箱根』。
“エシカル”をメインコンセプトとしたこのホテルは、施設やサービスの随所で環境、生産者の人権、地域活性に配慮した消費が取り組まれた、従来のホテル形態とはまったく異なるだけでなく、これからのホテル形態を担う新時代のホテルなのです。
また、女性が元気になれる“エンパワーメントホテル”として、女性の心と体が喜ぶさまざまなプログラムが用意されているのが『ビオテラス オルガニカ箱根』の特徴。
女性が体験せずにはいられない、注目プログラムはもちろんのこと、絶対一度は食したいマクロビフレンチの内容に至るまで、いち早く体験してきた筆者が『ビオテラス オルガニカ箱根』の魅力を余すことなくご紹介します。
Contents 目次
入った瞬間からフォトジェニック空間広がる
扉を開けると、すぐにでも写真を撮りたくなるアート空間が広がるフロントがお出迎え。
フロントで渡されたのは、可愛らしいトートバッグ。履いてきた靴を入れて、スリッパに履き替えます。
足元には、マルチストライプ柄の絨毯が廊下まで広がり、建具のメインカラーであるブラックとのコンビがまたおしゃれ!
フロントの裏側には、ダイニングスペースがあり、日差しが程よく差し込み、木のぬくもりがより伝わります。
エシカル・エコがコンセプト!わずか7室のホテル
『ビオテラスオルガニカ箱根』の客室は、洋室和室あわせてわずか7室。
すべて異なる部屋になっていて、例えば洋室は、お部屋によってベッドのファブリックカラーが違うのです。
お部屋一つ一つには、植物の名前が付けられていて、それだけでも可愛らしいのですが、お部屋の名前を照らす照明をはじめ、ホテル中にある照明がおしゃれ空間を漂わせています。
さて、お部屋の詳細ですが、中に入るとアメニティも見当たらないといった印象。
それもそのはず。
エシカルとエコがコンセプトである『ビオテラスオルガニカ箱根』では、リサイクル(再利用)とウエイトロス(ゴミを少なく)に取り組んでいることから、通常のホテルには当たり前のようにある“使い捨て歯ブラシ”はなし。
また、シャンプーやハンドソープは温泉のみに置かれ、タオルは部屋に備えつけのものをくり返し使用できるように、タオル干しが常備されているんです。
さらにお部屋の一角には、このようなウォータースペースも。
自動販売機がないため、喉が渇いた時にはダイニングスペースにあるウォーターサーバーの水を、自由に飲むことができるんですよ。
厳選かけ流しの天然温泉は、24時間利用可能
日中は強羅の新緑を見ながら入ることができる、天然温泉。
乳白色のにごり湯は、かけ湯をしただけでお肌がつるん!
上質な源泉かけ流しの温泉を、24時間いつでも利用可能なので、入りたいときにいつでも入れる気軽さは嬉しいポイント。
さらに脱衣所には、サイズも豊富なオーガニックパジャマが常備。上質なオーガニックコスメもたっぷり試すことができます。
お風呂上がりのお肌をそっと包み込む、オーガニックコットンのタオルの肌触りだけでなく、パジャマも極上の着心地を体感できますよ。
次回は『ビオテラスオルガニカ箱根』にて体験できる、注目のアクティビティについてレポートします。
【取材協力】
※『Bioterrace ORGANiCA HAKONE』
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1322-36
電話番号:0460-87-0610
アクセス:箱根登山鉄道 早雲山駅から徒歩約10分
取材・文/高田空人衣