美尻職人こと、パーソナルヨガインストラクターの北村エミさん。「美尻をつくる方法はヨガだけではありません。外側からのケアも大切」と語ります。せっかくお尻をトレーニングしても、ザラつきやニキビがあったら残念。きれいなお尻にはフェイスケアのようなスキンケアが不可欠です。北村さんが日々、続けているお尻磨きの方法を新著『二度見させるカラダは美尻ヨガでつくる』(KADOKAWA)からお伝えします。
Contents 目次
北村さんが続ける5つのこと。美尻のためのお尻磨きの方法
1、『エプソムソルト』で毎日ミネラル補給
「もともと冷え症で、 ヨガを始める前は平熱が35℃台という低体温だった」という北村さん。
愛用している入浴剤は「エプソムソルト」。
「ソルトといっても塩ではなくマグネシウム。これを入れたお風呂につかると、体が芯から温まり代謝が上がるうえ、食事だけでは不足しやすいマグネシウムが肌から吸収されるそうです。他の入浴剤とは汗のかき方が全然違うし、さらさらの汗をたっぷりかいているのに疲れません。肌もつるつるになるし、本当にすごい!」。
2、まずシャンプーから。ボディソープは使わない
体にコンディショナーなどをすすぎ残さないようにするため、まず髪を洗ってから最後に体を洗います。
「体を洗うといっても基本は手とお湯で洗い流すだけ。 ボディソープは、 肌の潤いを奪うのでほとんど使いません」。
日焼け止めを落としたいところだけ少量を泡立ててつけるくらい、本当に最低限にするそうです。
3、お尻スクラブと手づくり保湿パック
お尻は黒ずみやニキビができやすいところ。
「じつは私も10代のころからずっと悩まされてきました。そんな私の対処法が肌のターンオーバーをサポートするスクラブと、ハトムギ粉で作る保湿パックです」。
スクラブは、ドラッグストアで数百円の顔用のものをお尻専用に。
週に1 ~ 2回、ニキビやニキビ跡が気になるところに塗って、クルクルとマッサージします。
さらに2週間に 1回、ジョーマローンロンドンのボディスクラブで全身を磨き上げ、すべすべでもっちりとした肌に仕上げます。
保湿パックは、乾燥が気になる冬場に週に1回くらい手づくりします。
「美肌効果があるハトムギ粉大さじ1 ~2にアボカド1 /2個とヨーグルト大さじ1をよく混ぜてお尻に塗り、10分くらいおいて洗い流すだけ。 もちろん顔にも使えるので一石二鳥です」。
4、お風呂上がりにローションでビタミンC補給
「お尻のお手入れは、スクラブとパックだけではありません。お風呂上がりは、顔と同じようにお尻にも毎日化粧水を使います」。
使っているのは、美容皮ふ科で処方してもらったビタミンCが高濃度に配合されたローションで、本来は顔用のドクターズコスメ。お尻全体に塗るのではなく、ニキビのできやすいところだけに使うのだそうです。
「このローションを使い始めてから、黒ずんでいた肌も明るくなり、ニキビもできにくくなったと思います」。
5、お尻をつぶさないのは総レースのTバック
そけい部を締め付けるのはよくないといいますが、北村さんの愛用はレースのTバック。
「お尻を包む普通のショーツは、 アウターにひびきがちなうえ、せっかくつく たお尻の丸みをつぶしてしまいます。 また、ゴムで締めつけるとリンパの流れが悪くなり、むくみやセルライトの原因になるともいわれているので、私のおすすめはTバックです」。
なかでも、今愛用しているハンキーパンキーのタンガは、お尻を最高にきれいに見せてくれる究極のお気に入りだそう。
「やわらかなレースがお尻に気持ちよくフィットして、まるで何もはいていないようなつけ心地です。 洋服はもちろん、ぴたっとしたヨガウエアにもまったくひびかず、ときどき「下着はつけていないんですか?」と聞かれるほど。 「PANTY BAR」という通販サイトで買っています」。
「お尻の形だけでなく肌も整ってからは、露出の多いビキニも自信を持って着られるようになりました」と北村さんは話します。美尻ヨガの仕上げにスキンケアもプラス! 日々の日課にすると、お尻の変化も早く感じられそうですね。
参考書籍
※北村エミ著『二度見させるカラダは美尻ヨガでつくる』(KADOKAWA)
文/庄司真紀