毎シーズン、辛い思いをする"花粉症"。
マスクの摩擦が影響して、乾燥で鼻の皮がむけてしまったり、鼻のかみすぎで鼻の下が真っ赤になってしまったり...。
顔の中心にある鼻がトラブルにあうと、とても目立ってしまい、元通りになるのも時間がかかるため、なるべく最小限に抑えたいところ。
そこで今回は、ヘアメイクアーティストchihoさんに、鼻トラブル続出!の花粉症時期にやっておきたい、鼻トラブルを防ぐ鼻ケア法を教えていただきました。
Contents 目次
小鼻集中コットンパック
小鼻の皮がめくれてカサカサしていたら、メイク前に化粧水をコットンにたっぷり含ませてコットンパックをしてみて。しみて痛いなら精製水でもOKです。
コットンパックをしながら鼻以外のメイクをして、コットンを取ったらすぐにクリームや乳液を“のせる”ように保湿しましょう。こすったり塗り込むと皮のめくれが悪化する場合が多いため“のせる”のがポイントです。
この時使うコットンでおすすめなのが『シルコット うるうるコットン スポンジ仕立て』。
これは、通常使う半分の量の化粧水でパックがすぐできるコットン。
毛羽立たず肌あたりがやわらかで、鼻だけでなく目元にも使いやすくておすすめです(chihoさん)
メイク下地も“のせる”ように
今の状態よりひどくなるような悪化を防ぐために、メイク下地をつけて、紫外線や花粉をしっかりカバーすることは大切です。
先ほどのクリームのように、メイク下地もやはりトラブルのある部分はこすらず塗り込まず、トントン指の腹で優しくのせるのがポイント。
おすすめは『dプログラム アレルバリア エッセンス』。
花粉やちり、ほこりなどの微粒子汚れ、紫外線から肌を守る日中用保護美容液。
下地効果があり、肌荒れする敏感肌にも安心して使えるのでおすすめです。BBタイプもありますよ(chihoさん)
厚塗り厳禁!コンシーラー
カサカサ皮向け部分に、いつものファンデーションをつけても浮いてしまうだけです。
そこで、皮が浮いている部分には、いつものファンデーションはつけず、下地の上にやわらかめのコンシーラーを筆を使ってつけてみてください。
手持ちのコンシーラーが固い場合は、乳液等を混ぜてやわらかくして使ってもOK。
コンシーラーをつけた中心部分は、たたき込んだり、さわったりすることなく、つけた周りのみをぼかすようにして赤みを隠しましょう。
この時点で、多少カサカサしていても赤みが隠れれば十分。
がっつり隠すと、崩れも早いのでおすすめしません。
あえてやわらかめのコンシーラーを使って、赤みのみをカバーするほうが、崩れにくく、目立ちにくいんですよ(chihoさん)
鼻ケアにミストはマスト!
メイクが完成したら、最後に保湿ミストを使ってください。
カサカサしてしまった皮が、ミストでさらに落ち着きます。日中もカサカサ皮が気になる場合、ミストをいつもより多めに使ってみてください。
おすすめは『メイクカバー うるおいミスト』。
これはメイク後、顔全体にスプレーするだけで潤いながらつけたてメイクを長時間キープしてれるミスト。
化粧直しの後にも使えるため、鼻トラブルで化粧が崩れやすいこの時期とても便利ですよ(chihoさん)
最後にchihoさん「鼻トラブルは“こすらず、さわらず目立たなくする”がベスト」とのこと。
ぜひchihoさんアドバイスを参考に、花粉症時期の鼻周りのトラブルを乗り切ってくださいね。
取材・文/空人衣