お風呂上がりのスキンケア。みなさんどうしていますか? 疲れていると、お風呂に入るだけでパワー切れになることもありますよね。しかし、「お風呂上がりに、何もせずにいるのはNG」と警笛を鳴らすのは、ヘアメイクアーティストの高倉里美さん。そんな高倉さんの時短ケアができる、お風呂上がりのお気に入りコスメを教えていただきました。
Contents 目次
老化をゆるやかにする! お風呂上がりのメンテナンス
年齢と共に肌質も変化しているため、いままでお風呂上がりにケアを何もしなくてもオッケーだった人でも、刻一刻と老化への道をたどっていると、高倉さん。その道をいかにゆるやかにできるか、はたまた急傾斜になるかは“メンテナンス”をしているか、していないかの差。
だからといって、時間をかけ過ぎる必要はありません。今回は「ササっと」という言葉がしっくり当てはまる、時間をかけなくてもお風呂上がりにしっかりとしたメンテナンスができる、高倉さん愛用のおすすめアイテムを教えていただきました。
お風呂上がりのフェイスメンテナンス
「お風呂上がりに顔がつっぱる!」…そう、スキンケアをせず放置していればいるほど、顔は肌がパツパツにつっぱりますよね。
このままだと、どんどん干乾びてしまうので、私は「リッツ うるおい玉」をお風呂上がりにすぐ使って、顔の保湿をしています。
これは濃厚な美容成分を肌につけられるのがお気に入り。フリーズドライ状の美容玉を、手持ちの化粧水で溶かして使えるのがいいんです。
この秋に新登場した青いパッケージは、高濃度EGFが配合されていて、よりうるおいを感じることができます。シワやたるみが気になる大人の女性にぴったりです。
いちばんうれしいのが、翌朝の肌のコンディション! 起きたときに、ほっぺがプルンとしているんです。これをお風呂上がりに使っておけば、疲れてそのあとのスキンケアを忘れて寝てしまっても、翌朝のほっぺがプルプル。化粧ノリもよく、翌朝困りません。
お風呂上がりのボディメンテナンス
お風呂上がりは、とにかく保湿が第一! 当然顔だけでなく、ボディも忘れてはなりません。ササっと保湿するには、オイルが最適!
私が使っているのは「チェッレート ・ リーブリ 有機 エキストラヴァージン ・ オリーブオイル」。
お風呂から上がったら、タオルでふく前の濡れた体に、500円玉サイズのオイルを両手のひらで伸ばし、体全身につけます。
つけるときは乾燥しやすいひざから下や腕、ひじ、お尻からつけています。
乾燥しやすい箇所に最初につけたあと、手に残ったオイルでほかのパーツへつけていきます。
体についてる水滴が玉のような形になるので、最後にタオルで水滴を押さえるようにふきます。これだけで、1日中全身がしっとりとした肌になれるんです。
乾燥する季節は、オイルを二度重ねづけしています。
ちなみにこのオイル、お料理にも使えるのでコスパも抜群です。
お風呂上がりのパーツメンテナンス
何かとうっかり放置してしまうのが、まつ毛なんですよね。そのため、お風呂上がりのケアを習慣化することで放置を防いでいます。
まつ毛も毛髪なので、当然生え替わりもありますし、意外と季節によってコンディションが違ったりするもの。
私はまつ毛美容液「スカルプD ボーテ ピュアフリーアイラッシュセラム」を使ってまつ毛のメンテナンスをしています。
健康的なまつ毛は目のエネルギーにもなりますので、接客業をしている私の場合、相手への見え方にも差をつける、大事なパーツだと思ってケアをしています。
これから気温が下がってくるため、お風呂上がりのケアがますます面倒に感じるかもしれませんが、すべてササっとできるものばかり。ぜひ実践して、老化への坂をゆるやかにしておきましょう!
取材・文/高田空人衣