マスクをつけて生活するようになり、「見えていないし手抜きでもまあいっか」と適当なメイクになっていませんか? マスクをしていても目もとの華やかさやツヤ、形などでも印象が違って見えます。今回は、エステティシャンである筆者がマスクでも「きちんとしている感」のあるメイクポイントについてご紹介します。
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「きちんとしている感」を出したいなら、眉毛・ほお・おでこが重要!
【眉毛は毛の流れにそって整える&足りない所は描き足そう】
顔の印象を左右するとも言われる「眉毛」ですが、描き方が難しい、整えるのが難しいと感じている人も多いですね。
在宅ワークで近所にしか出かけないし、眉毛がボサボサになっている、とりあえずやなんとなくでいらない部分を処理していませんか?
まず、眉毛は毛の生え方を意識しましょう。眉頭は上に向かって、眉中から横向きに、眉尻は下に向かって毛が生えています。
アイブロウブラシを使いながら、生えてる向きに合わせて毛の流れを整えます。
次に、毛が足りない部分に色を足します。
眉毛の形を作るポイントは、小鼻の延長線上に眉頭、小鼻から黒目のふちの延長線上に眉山、口角から眉尻の延長線上に眉尻が理想的な形を作るポイント。
毛が足りない部分は毛の流れに合わせてペンシルや眉ライナーで描き足します。
左右の眉毛、全体のバランスをみながら、眉の中心は濃く、眉頭と眉尻は薄めになるようにアイブロウパウダーでぼかします。
最後に眉カットバサミで長すぎる毛をカットして整えるとキレイな形に仕上がります。
私は毛が足りない部分は極細で自然な色の「キャンメイク 3wayシェードライナー」で毛を描き足し、「ダイソー URグラム3wayアイブロウペンシル」のアイブロウパウダーで全体の色味バランスを整えています。
【マスクにつきにくい&顔色がよく見えるチークポイント】
マスクにチークがつくのが気になるから塗っていないという人、顔の半分が隠れてしまうため、くすみが目立つような、顔色の悪さが気になるという人も多いですね。
チークは耳の上部分の少し手前にある出っ張った骨のあたりに入れるとマスクにつきにくく、顔色がよく見えるコツ!
チークをブラシにとり、ティッシュで色をなじませたあと、生え際から真横に骨を通りスッと抜くようにふわっと色をのせます。2回ほどブラシを動かすと色づきもいい感じになります。
ブラシにチークをとってベタ塗りしたり、ブラシをくるくる回したり、何度も往復するように塗らないこと。チークの入れる位置を変えることでマスクにもつきづらい&顔の血色がよく見えます。
私は、グロウ感のある淡いピンクの発色の「キャンメイク グロウフルールチークス01」を使用しています。
【眉頭上にハイライトを入れてツヤのあるおでこに】
ハイライトといえばTゾーンに入れるイメージがあると思いますが、マスクだと顔の半分が隠れているためTゾーンに入れるとテカリが際立ってしまいます。
おでこ、眉毛、目もとを明るく見せるためには、眉頭の上約1cmほどの幅と鼻のくぼみにハイライトをのせることで自然なライティング効果が出ます。
私は目袋を作る「キャンメイク ライティングリキッドアイズ」をハイライトがわりに使用し、中指でポンポンとのせています。
パウダータイプのハイライトでもよいですが、リキッドタイプのハイライトだとファンデーションとなじみやすく、自然な光沢感やライティング効果が出てキレイです。
マスクをつけると見える部分の中でも、眉毛の描き方やチークの入れる場所、ハイライトの入れる場所を変えるだけでも全然違います。
「きちんとしている感」「華やかさ」がプラスされますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。