身だしなみや蒸れ、ニオイ予防として脱毛サロンや自己処理でアンダーヘアのケアをしている人も多いのではないでしょうか? 今回は、自己処理でアンダーヘアのケアをしている人、今までしていなかったけど始めようかな? という人にも簡単にできるケア法についてご紹介します。
Contents 目次
アンダーヘアをケアするメリット
アンダーヘアをケアするメリットは、生理の経血や排泄物が付着しにくくなるので清潔な状態を保つことができ、蒸れやニオイ予防になります。
脱毛サロンなどでVIO脱毛をすると数か月から数年単位で通わなければいけませんが、毛が少なくなり、自己処理の負担がかからないのでお手入れも楽チンです。
だけど「料金が高い」「通うのが面倒くさい」「恥ずかしい」「肌が弱いから脱毛は不安」と感じている人は自分でお手入れをしている人も多いですね。
自己処理となるとカミソリやシェイバーを使うため、肌を傷つけてしまったり、何度もくり返すことで色素沈着や黒ずみ、埋没毛の原因となるデメリットもあるため、自己処理をする場合は注意しながらケアを行いましょう。
【アンダーヘアのケアの仕方】
1.デリケートゾーン用のソープで洗う
デリケートゾーンは粘膜部分に近く、肌が敏感で汚れもたまりやすい場所です。
刺激の強いボディーソープで洗うとかえって肌が乾燥したり、色素沈着や黒ずみの原因となるので低刺激のデリケートゾーン用ソープで洗うのがおすすめです。
2.ハサミで毛の長さを調節する
アンダーヘアが長すぎると、毛を巻き込んで摩擦やかゆみ、蒸れやニオイの原因にもなり、経血や排泄物がからみやすくなってしまいます。
普通のハサミではなく、アンダーヘア用や眉カット用くらいの小さなハサミを使って毛の長さをカットしましょう。
毛の流れを整えて、人さし指と中指ではさみ、根もとから約2cm〜3cmくらいのところでカットしましょう。長さをカットするだけで毛量が変わりますよ。
3.アンダーヘアの形を整える
ショーツのラインや水着のラインからはみ出してしまうのが気になるという理由から、毛を全部なくす人やVラインを整えるように三角形にする、丸型にするなど形もさまざまです。
自己処理だと、目安がないため形がガタガタになってしまったり、どこからどこまで処理をすればいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そんな人でも簡単に使えるのがアンダーヘアを作る型紙「ラヴィア アンダースタイルガイド」。
裏面はマジックテープのような感じになっていてピタッと合わせるだけでアンダーヘアにからむので、ケアするときも両手が使えるので便利です。はずすときもするっとはずせます。
型紙の形はナチュラル、スクエア、ハート、トライアングルの4タイプあり、私が使用しているのは「ナチュラル」で、点線に沿ってカットすれば、ナチュラル、オーバル、攻めナチュラルと3タイプになるので自分好みの形を作ることができます。
4.シェイバーでカットする
処理したい毛をカットする際にカミソリやシェイバーを使用しますが、毛の流れに沿って地肌を傷つけないようにしましょう。
「貝印 ムダ毛トリマー」はI字タイプのシェイバーなので、ケアしにくい部分も手の角度を変えるだけで簡単に処理ができます。
肌を傷つけず、ナチュラルに長さを整えるように5mm、10mmのコームと替刃もついているのでとても便利です。
(3)で紹介した型紙をデリケートゾーンに合わせると処理すべきところがわかりやすくなるので、毛の中心から毛先に向かって処理します。
毛量が多く、処理する面積が広い場合は、型紙に合わせてシェイバーである程度毛をカットしてから、細かく処理するときれいに形を整えることができます。
最後に、アンダーヘアを処理したあとのチクチク感についてのお話です。
シェイバーやハサミでカットすると、毛先の断面やアンダーヘアの硬さによってショーツを履いたときにチクチクと感じることもあるかもしれません。
脱毛サロンだと、照射ごとに(栄養を遮断させていく感じなので)毛が細く、やわらかくなり、やがてなくなっていきますが、自己処理の場合は、毛に栄養が渡っている限りしっかり太い毛が生えやすいこと、あとはショーツなどによる摩擦、毛が長いと摩擦が増えることなどで毛の表面が痛み、ゴワゴワ感が増します。
自己処理の場合は、毛を細くしたり硬さをコントロールできるわけではないのでハサミやシェイバー処理でのチクチク感をゼロにするのは限界があります…。
また、毛先を少しななめに切ってバラつかせるカッター、アンダーヘア用のトリートメントで痛んでゴワついた毛をやわらかくする、ヒートカッターなどもありますが、どれも難易度が高めでテクニックが必要になります。
どうしても自己処理したあとのチクチクがイヤという人は、脱毛サロンでのケアをおすすめします。
今回は、アンダーヘアの自己処理に慣れていない人、なんとなく適当にアンダーヘアの処理をしていた人、今までしていなかったけど、身だしなみや蒸れ、ニオイ予防のために始めてみようかなという人は、まずは形や毛の量、長さなどを調整するところから始めてみませんか。
ぜひ参考にしてみてくださいね。