夏の紫外線で日焼けをしたという人も多いはず。でもじつは、日焼けしたのは肌だけではないのです。夏の強い紫外線によってダメージを受けているのは、「髪の毛」。とくにこれからの秋にかけては、パサつきや抜け毛などのトラブルが発生しやすい時期でもあります。そこで今回は、夏のダメージで秋バテしてしまった髪をケアするためのシャンプー&トリートメントの方法や、ドライヤー、マッサージのコツなどをご紹介していきます!
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秋は髪の毛のダメージがピークに!
朝晩はすっかり冷え込むようになり、本格的な秋が到来。この時期になると、髪の毛に関するトラブルを感じるようになる人も少なくないのではないでしょうか?
毛髪の研究をしている大正製薬によると、紫外線の強い4~8月を過ぎた秋は「抜け毛の季節」と言えるほど、髪の毛へのダメージが大きくなっているそう。また、紫外線によるトラブル以外にも、この季節は乾燥による髪のパサつきや広がりなども気になりますよね。もちろん、美容室やサロンでケアをするのもいいですが、コロナ禍の今、おうち時間が増えたことで自宅でできるヘアケアに関心を持っている人も多いはず。そこで今回は、「自宅で髪の毛のトータルケアをしたい」「おうちで手軽にできるヘアケア情報が知りたい…!」こんな人にぴったりの、夏バテ髪に効くヘアケア方法をご紹介していきます。
夏バテ髪を美しい美髪へ! 自宅でできるシャンプー&トリートメント方法
いつものシャンプーやトリートメントも、ちょっと意識するだけで美髪のためのヘアケアに変わります。ふだんの自分のやり方をふり返りながらチェックしてみてください。
(1)シャンプー前に軽くブラッシングをします。これによって、頭皮と髪の汚れが落ちやすくなります。
(2)シャンプー前にぬるま湯でサッと汚れを落とします。シャンプーは手のひらでよく泡立ててからつけましょう。
(3)シャンプーは、前3カ所、うしろ2カ所程度に分けてつけます。指の腹を使って頭皮をていねいに洗います。
髪と髪をこすり合わせるとキューティクルがはがれやすくなるので注意しましょう。
(4)髪や頭皮にすすぎ残しがないように、念入りにすすぎます。
(5)トリートメントを髪全体になじませ、ぬめり感がとれる程度にすすぎます。
★Point
頭皮をマッサージするようにやさしく洗いましょう。
爪を立てて頭皮を傷つけないように気をつけましょう!
美髪のためにはぬかりなく! シャンプー後のアフターケア方法
夏バテ髪から美しい髪をとり戻すためには、シャンプー&トリートメントのあともしっかりとヘアケアを行なうことが大切です。ここからは、「ドライヤー」、「マッサージ」、「発毛エッセンス・育毛剤」の3ステップをご紹介します。
【ドライヤー】
シャンプー&トリートメントが終わったら、すぐに髪を乾かします。
まずはタオルで髪と頭皮の水分を吸いとり、風量の強いドライヤーで乾かします。このとき、ドライヤーは温度を低めに、髪から20cm以上離して当てましょう。
また、ドライヤー時にボリュームを出すためには、髪の根元を立ち上げるように乾かすのがポイントです。
【マッサージ】
髪の毛が乾いたら、指の腹を使って頭皮をもむようにマッサージを行いましょう。
マッサージは自分が心地よいと思う強さでやさしく押していきます。頭皮のためだけでなく、眼精疲労や肩こりの改善につながることも!
【発毛エッセンス・育毛剤】
発毛エッセンスや育毛剤を使用する場合は、頭皮が乾いた状態で塗布します。製品に記載の用法・用量を守って使用しましょう。
美しく健康的な髪の毛を保つためには、毎日のセルフケアが大切です。シャンプーやドライヤーのやり方をちょっと意識するだけで、髪の毛の状態が今よりずっとよくなるはず! ぜひ、今回ご紹介した方法で秋バテ髪を改善してみてください。
文/FYTTE編集部