今春も、たくさんの新作コスメが登場していますが、トレンドの赤リップはまだまだ健在。とはいっても、自分に合う赤リップ選びは、なかなか難しいものですよね。
しかしながら、テクスチャーもシーズンごとに進化して、大人世代にも取り入れやすくなった赤リップ。
メイクアップアーティスト日熊太志さんによると「日本人に似合う赤を選べば、老けて見える失敗は回避できます」とのこと。
早速日熊さんに、日本人に似合う、老けて見えない赤リップを教えていただきました。
Contents 目次
大人世代が選ぶべき、赤リップブランド
日々いろいろなブランドを使い分けるなかで、大人世代の女性が取り入れても老けて見えない赤リップは、シュウウエムラやUTOWAといった、ドメスティックブランドだと、日々実感します。
そこで、おすすめの赤リップひとつ目は、UTOWAのリキッドリップカラー『RD581 インスパイアード レッド』。
これは、単品使い、重ねづけ、どちらでもおすすめの赤リップなのですが、とにかく発色がキレイなので、これ1本でグロスをつけたようなツヤもだせます。
「赤リップを使ってみたいけど、“赤”という印象が強いものはちょっと…」という、赤リップに憧れつつも、ナチュラルな印象にしたい女性におすすめです(日熊さん)
もうひとつのおすすめ赤リップは、シュウウエムラのルージュ アンリミテッド『RD-170』。まさに上品な赤で、マットな質感が特徴です。
こちらは、とても素敵にみせるために、使い方にちょっとしたコツがあるんです(日熊さん)
プロっぽい仕上がりになる!赤リップのつけ方
赤リップは、自然な印象にするために塗り方にコツがあります。
まずは最初に薄く筆を使って唇全体に塗り、自身の印象の変化を確認します。
そこで「もうちょっと、赤みがほしいな」と思ったときには、唇の中央にのみ“重ね塗り”をします。
こうすることで、自然な印象になるだけでなく、唇に立体感も出るのです。
もしフォーマルな印象にしたい場合は、筆を寝かせてリップラインを強く描きます。ただしこの時、リップ全体の輪郭を強く描きすぎると、一気に“オバ見え”してしまいます。
そこで、口角などエッジを効かせたい部分だけ、細めのラインでていねいに描くと、ナチュラルな印象をキープしつつ、しっかり締まるんですよ。
さらに最後、シュウウエムラのリップグロス、アンリミテッド『RD20C』をつけることで、マットな唇にツヤがほしいとき、これでツヤを足すことができます(日熊さん)
赤リップに抵抗がありつつも、挑戦したい気持ちがある人が、使いやすく赤リップのファンになる!
そんなベスト赤リップを日熊さんが教えてくださいました。
ぜひこの春、試してみてくださいね。
取材・文/高田空人衣