気温が上がって心地いいはずなのに、この時期ツラくてたまらないことと言えば“花粉症”。スタイリストの筆者も絶賛花粉症で、毎年春は覚悟して過ごしているわけですが、花粉症になって数十年ともなると、ベストな対策というのはある程度わかってきます。そこで今回は、私がやっている“ファッションでできる花粉症対策”をご紹介します。
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オシャレ眼鏡で花粉を防ぐ
花粉をどれだけ体内にとり入れないようにするか。これが花粉症のツラさを変えることに役立ったと感じたので、花粉を吸わないことを徹底して過ごしています。
コロナ禍ということで、マスク姿はベーシックスタイルですが、わたしの場合コロナ禍以前も、1月からマスクをすることを徹底したことで、目と鼻どちらもツラさがかなり軽減されていました。
そして、マスクに加えて使っているのは眼鏡!
目のかゆみがひどかったのですが、コンタクトレンズを装着しているときは伊達眼鏡を装着するようにすると、目のかゆみの度合いが全然違うんです。
わたしが使っているのは花粉症対策用ではなく、ふつうの眼鏡ですが、最近は花粉症対策用の眼鏡も売っているので、そういったものを使うのも手です。
髪はまとめて花粉を防ぐ
顔はもちろん、顔まわりに花粉を寄せつけないためには、髪に花粉がつかないように、下ろさずできるだけまとめること。これも、くしゃみ、鼻水、目のかゆみを起こさないことに、すごく効果的に感じました。
髪をすっきりまとめて帽子を被ると、帽子についた花粉をはたくだけでいいのでおすすめです。花粉の時期はちょうど紫外線が強くなるので、キャップが大活躍!
こだわり帽子の素材は、以下でお話します。
ツルツルアウターで花粉を防ぐ
花粉の時期は、洋服も花粉がつきにくいものを選んで着るようにしています。花粉がつきにくい衣類とは、ずばりツルツルした肌ざわりのものです。
とはいえ、全身この素材でコーディネートするというのは、現実的にはむずかしいし、コーディネートとしても微妙。ですので、帽子と春アウター、ボトムをツルツルとした肌ざわりのものを選んで着るようにしています。ナイロン素材のアウターや、ポリエステル素材のパンツやスカート、帽子がおすすめです。
花粉症だと、そのツラさが先行してしまい、オシャレに対する意欲が消極的になりがちですが、素材に気をつけるだけでオシャレと機能性をどちらもあきらめることなく楽しむことができます。ぜひ参考にしてくださいね。