冬になると乾燥対策で、いつもよりスキンケアをたっぷりつけるくらいでとくにこだわったケアはしないという人も多いと思いますが、冬の乾燥は放置すればするほど“老け見え”が加速する原因となります。今回はエステティシャンである筆者が保湿美容法についてご紹介します。
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冬の乾燥は放置しないで!保湿ケアの必要性
冬は気温や湿度の低下によって肌の乾燥を感じますよね。
肌の水分や皮脂量が低下して肌が乾く、つっぱる、皮がめくれる、粉っぽくなる、ガサガサする、くすんだように見えると感じます。
比較的20代までは皮脂分泌が盛んなため、多少のスキンケア不足でも皮脂の分泌が肌を保護するため、うるおいやテカリとなります。
年齢とともに皮脂分泌が低下し、保湿力が低下したまま冷たい風や紫外線などの外的なダメージを受けると乾燥が深刻化し、シワや肌悩みを招き老け見えを加速させます。
こういったことから日々のスキンケアの量を増やすことも大切ですが、年齢とともにもう一歩深い保湿ケアをとり入れることがおすすめです。
・化粧水のあとに美容液やシートマスクをとり入れる
化粧水は肌にとっての水分、美容液やシートマスクは水+栄養です。
乾燥した肌のうるおいを高めて、肌トラブルやシワ、シミを深刻化させないように予防してくれます。
・保湿力の高いアイテムを選ぶ
スキンケアアイテムには保湿成分や美白成分などの美容成分が含まれています。冬は空気が乾燥しやすくうるおいが逃げやすいため、保湿成分が配合されたアイテムを選びましょう。
・サロンケアや週末ケアをする
「日々のスキンケアでは追いついていない」「自分でケアするのが面倒くさい、やり方がわからない」などの場合はエステサロンやクリニックなどでプロにお任せしてみては。「平日はていねいにスキンケアをする時間がない」などの場合は休日などにスペシャルケアやホーム美顔器を使ってケアをしたり、サロンケアも並行するのがおすすめです。
冬の保湿美容におすすめアイテム
乾燥による肌のカサつき、スキンケアが敏感に感じる、くすみが気になる人には長崎県 五島列島の椿を生かし「温肌」をコンセプトにしたスキンケアブランド「ON &DO(オンアンドドゥー)」の「ミルキーフェイスマスク〈シート状マスク〉」と「ホットマスク」がおすすめです。
「ミルキーフェイスマスク〈シート状マスク〉」は肌との親和性の高い椿油と椿花細胞水を乳化した乳液をたっぷり含んだフェイスマスクです。
化粧水で肌を整えたあと、肌にマスクを密着させ、5〜10分置き浸透させます。マスクをはずしたあとクリームで整えます。
このマスクの特長は、水分と油分の少ない肌にうるおいを与える、乾燥によって敏感になった肌を落ち着かせる、乾燥によって目立つくすみ肌に透明感を与えてくれます。
「ホットマスク」は袋から開封すると温感になるマスクです。
「ミルキーフェイスマスク〈シート状マスク〉」の上から「ホットマスク」を重ねると顔全体をじんわり温めてくれます。
血行が促進されて、くすんだ肌が明るくなるため、日々の疲れを癒すことができます。
ホットマスクをはずしたあとなのでほんのり赤みがありますが、ジワジワとシートマスクの美容液が浸透していくような気持ちよさと、うるおいが高まったように感じます。
うるおいを高めたい、カサつきやゴワつきのある肌をなめらかにしたい人には「Bbラボラトリーズ モイストバランシングマスクPro.(マスク)」がおすすめです。
復活草エキスなどの植物由来成分が配合されたクリームマスクです。
なめらかなテクスチャーで、ローズマリー、ラベンダー、ネロリのハーブ系のリラックスできる香りです。
スパチュラで大豆2〜3粒ほどの量をとり、洗顔後の肌に塗布します。
約15〜20分パックします。乾いた肌にゆっくり浸透していく感じです。
時間が経ったら水またはぬるま湯で洗い流すとうるおいのあるなめらかな肌に整います。パック後は化粧水、乳液、クリームなどスキンケアを行います。
どちらのアイテムも保湿に特化していて、日々のケアや週末ケアなどライフスタイルに合わせて使いやすいアイテムです。
数年後、昔に比べて乾燥がひどくなった、シワが深くなったと感じてからケアを始めてももっと時間がかかってしまうので今のうちから保湿美容をとり入れてみてください。