いつもと同じようにメイクをしているのに「なんとなくメイクのなじみが悪い」「シワっぽさが目立つ」と感じることはありませんか? 今回は美容家である筆者が口もとや目もとのシワを目立ちにくくするメイクのコツについてご紹介します。
Contents 目次
メイクをしたときに感じるほうれい線、目もと、リップのシワ悩み
こんな風に感じたことはありませんか?
・ファンデーションを塗るとほうれい線が深く、影っぽく見える
・口もとの細かなシワが目立つ
・目の下の細い線状のシワが気になる
・目尻のシワがくっきりと目立つ
・唇のシワが目立つ
・シワにファンデーションやリップがたまる
これらの原因は乾燥によるシワです。
今回は、シワを目立たせないためのケアのコツとメイクポイントをご紹介します。
細かなほうれい線のシワ
口もとからほおに目立つ細かな線状のシワは乾燥、ほうれい線はほおのたるみ、表情のくせ、乾燥によって目立ちます。肌が乾燥していると化粧下地やファンデーションのなじみの悪さ、ファンデーションのヨレや浮きによってシワが目立って見えます。
★メイク前&日々の保湿ケア
化粧水をなじませたあと、乳液を少量手にとり指の腹をそっと置くようになじませます。ある程度なじんだらもう一度乳液を少量手にとり、くり返します。
化粧水も乳液も一度にたくさんの量をつけず、少量を重ねるように浸透させましょう。
メイク前、朝晩のスキンケアで乾燥による皮のめくれ、粉っぽさ、肌のキメを整えましょう。
★うるおいタイプの下地やファンデーション
シワを目立たせない下地やファンデーションはテクスチャーや質感がポイントです。
かためのテクスチャーやマットなもの(クリームファンデーションやパウダーファンデーション)はカバー力がありますが時間の経過とともに乾燥してシワが目立ちやすくなるものもあるため、写真のような美容液のようなやわらかさや伸ばしたときになめらかな質感(クッションファンデーションやリキッドファンデーションなど)がおすすめです。
塗り方は下から上に向かって軽く持ち上げるように塗ることです。
皮膚は下に下垂するので下から上に塗ることでシワのスキマにもきちんとファンデーションが埋まりやすくなります。
目もとのシワ
目もとはほかの場所に比べて皮膚が薄く乾燥しやすい、まばたきや表情などでよく動く場所であることからシワができやすい場所です。
★メイク前&日々の化粧水や美容液でうるおいケア
目もとはとくに化粧水や美容液で水分を補いましょう。
乾燥を放置するとシワがどんどん深くなるため、浅い段階からうるおいを高めておくのがポイントです。
顔全体に化粧水を広げたあと、コットンに化粧水をたっぷり含ませ、半分に折り、目の下に約2分ほど置き、乳液やクリームを塗ったあとメイクを行います。夜は化粧水のあと目もとに保湿美容液を重ねると保湿力が高まります。
★うるおいタイプのコンシーラーやライトな色のアイシャドウ
目もとはクマ、シワ、シミが気になりやすいですよね。
コンシーラーも化粧下地やファンデーションと同じ、かたくてマットなものでなく、液体タイプがおすすめです。
少量を指の腹でやさしくトントントンとなじませるように薄づけにしましょう。
アイシャドウやハイライトは肌になじみやすいアイボリーやベージュなどの明るい色、細かい粒子のラメが入ったものがおすすめです。
目の下や目尻に塗ると光に反射してシワが目立ちにくくします。
唇のシワ
唇はほかの場所に比べて角層が薄く、皮脂分泌しないため水分が蒸発しやすいパーツです。乾燥しやすいことから冬になると皮がめくれてごわつく、ガサガサした荒れを感じやすくなります。
★週に一度のスクラブや毎日の保湿ケア
唇の皮がめくれていたり、乾燥によるシワが目立つ状態でリップを塗ると余計にシワが目立ってしまうため日々のケアが大切です。
ゴワゴワした皮めくれの場合は週に1回ほどリップスクラブやバームなどでやさしくマッサージをするように余分な皮をオフして整えましょう。
ガサガサした荒れの場合はスクラブケアはせず、水分系のリップセラム、リップパックなどでうるおいを補う、リップバームやクリームをたっぷり塗って油分を補うようにしましょう。
★うるおいのある口紅やリップ
口紅やリップも質感が異なります。
乾燥やシワ対策には、うるおいのある質感のものを選んでみてください。うるおい系のものはツヤや輝きで反射させたり、厚みを持たすことができます。
シワをカバーする塗り方は唇の中心から口角に向かって塗り広げたあと、唇の中心部分を縦に重ね塗りしましょう。
いかがでしたでしょうか。
メイクをしたときのシワっぽさの原因は乾燥であることがほとんどです。
メイク前や日々のケア、アイテム選びや塗り方のコツを参考にしてみてください。