年々スキンケアアイテムも進化し、効果的な成分が配合されていたり技術にこだわったものが続々と登場していますよね。 近年見たり聞いたりする機会が増えたものと言えば「ナイアシンアミド」ではないでしょうか。
今回はナイアシンアミドって何? 肌にどうよいの? という人のためにエステティシャンが解説、おすすめのナイアシンアミドスキンケアについてご紹介します。
Contents 目次
最近よく聞く「ナイアシンアミド」とは
ナイアシンアミドとは栄養素ナイアシンのことで、水溶性のビタミンB3を含むことから美容や健康に効果が期待できる栄養素です。
ナイアシンアミドは医薬部外品として“シワ改善”の有効成分であると認められたことから一気に注目が高まり、アイテムが続々と登場しています。
ナイアシンアミドによるの皮膚への効果は
・紫外線ダメージによって損傷したDNAを修復して肌を守る
・紫外線やストレスなどによる活性酸素の生成を除去する抗酸化作用
・シミの元となるメラニンの生成を抑制
・抗炎症作用によって乾燥や赤み、ニキビなど肌荒れを防ぐ
など、保湿、美白、シワ予防効果があるとされています。
保湿、美白、シワにアプローチするナイアシンアミド配合スキンケア3選
朝のスキンケアにおすすめ「ノエビア 薬用ブランプロテクターW」
まずひとつ目は、年齢とともに気になるシミとシワにアプローチしながらUVカットもできる日中用エイジング美容液「ノエビア 薬用ブランプロテクターW」です。
美白やシワにアプローチするナイアシンアミド、肌を整える抗炎症有効成分、肌にうるおいとハリを与える2種の植物エキスが配合されているほか、紫外線対策としてSPF50+、PA++++の機能があるため朝の使用に適しています。
クリームよりもやわらかくみずみずしさのあるなめらかなテクスチャーです。
伸び、肌なじみもよくサラッとした仕上がりでUVの白浮き感はほとんどありません。
紫外線は年中出ているのでスキンケアのついでにUVケアができ、メイク時のUVステップをはぶける、下地、ファンデーションを重ねてもヨレにくいです。
日中の乾燥、乾燥小ジワ、くすみ、紫外線が気になる人におすすめです。
夜のスキンケアにおすすめ「トリニティーライン SHIROSAE リンクルクリアジェル」
次におすすめなのは美白やシワにアプローチするナイアシンアミド、保湿成分のヒアルロン酸、コラーゲン、ヒト型セラミド、整肌成分、ハリ付与成分が配合されていて無加水処方の「トリニティーライン SHIROSAE リンクルクリアジェル」です。
スキンケアといえば水分が加えられていますが、有効成分ナイアシンアミドやスキンケア成分を肌にしっかり届けるために無加水にこだわっています。
伸びのよいジェルテクスチャーでしっとりうるおう仕上がりです。
朝晩使えますが、しっとりとした仕上がりなので、寝ている間の乾燥から肌を守るために夜のスキンケアにおすすめです。
私は、ジェルのしっとりした仕上がりが下地やファンデーションの種類によってはヨレやすくなると感じたので、夜のスキンケア中心で使っています。
化粧水で肌を整えたあと、顔全体にたっぷりなじませて、乳液、クリームで整えると日中のダメージ修復、乾燥予防におすすめです。
目もと、ほうれい線などパーツケアにおすすめ「ミキモトコスメティックス リンクル アドバンスト クリームSP」
最後に目もとや口もとなどの部分的なシワケアにおすすめなのは「ミキモトコスメティックス リンクル アドバンスト クリームSP」です。
浅いシワだけでなく深いシワまで届ける独自有効成分純粋ナイアシンアミド配合、角質層を柔軟にしながら気になる部分に効率的に届ける保湿成分、密着性を高めるエモリエント成分、皮脂膜形成能を持つクリームです。
濃厚で少しかためのテクスチャーでシワの凹凸にピタッと密着します。
浸透することでシワの溝を持ち上げハリとボリューム感を高める、凹凸やくすみを目立ちにくくする微細なブライトアップ、ソフトフォーカス効果もあります。目もとのシワやほうれい線などの線状のシワや影っぽく見えるのを整えたい場合におすすめです。
ナイアシンアミドは肌の整えるだけでなくハリや弾力を高めてシワを目立ちにくくしたり、シミのもととなるメラニンの抑制にもアプローチする成分であることから年齢肌が気になる人はとり入れるとよいと思います。
アイテムによって朝、夜、部分的な使用におすすめのものあるのでぜひ参考にしてみてください。