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サウナ女子あおさんに教わる初心者さんが知りたい「サ活の極意!」~マナー編~

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サウナ女子あおさんに教わる初心者さんが知りたい「サ活の極意!」~マナー編~

近年のサウナブームを受けて、サウナ女子が急増中です。そんなサウナでは、暗黙のルールもあるようです。そこで、インスタやTikTokでサウナ情報をアップしている、サウナ女子・あおさんに、初心者が心得ておきたいサウナのマナーについてお伺いしました。

監修 : FYTTE 編集部

ダイエット専門誌として1989年に雑誌創刊し、2016年よりWEBメディアに。ダイエットはもちろんのこと、ヘルスケア、ビューティなど体の内側からも外側からも美しくかつ健康でいるための体づくりのノウハウを、専門家への取材とともに紹介。“もっと、ずっと、ヘルシーな私”のキャッチフレーズとともに、編集部員も自らさまざまなヘルシーネタを日々お試し中!

Contents 目次

サウナ室に入る前は、こうしておくといいことがいっぱい

サウナ施設によってルールやマナーがあります。くわしくはその施設に準ずることが前提ですが、初心者の人が頭に入れておいて損のないルールがいくつかあるようです。

まずは、全身の汚れを落として、お風呂があるところであれば、その施設のお湯を楽しむことも醍醐味。そして、いざサウナへ。
「基本的なことですが、体はちゃんと洗う、がルールですね。体も髪も洗って汚れを落としてから、サウナ室に入ります。
サウナ室に入る前は、全身についている水分をタオルで軽くぬぐうことも大事なルールです。体に水分がついたままだと、水分が蒸散する際に体の温度が奪われて、温まるまでに時間がかかってしまいます」

もし、施設にビート板のようなサウナマットがあったら、それを座る前にお尻の下に敷くこと。
使う前に、気になるようならマットの表面を軽くシャワーですすぎます。
10分前後サウナに入ったら、マットを洗い、所定の位置に戻します。サウナ室に置きっぱなしにしてしまうと、ほかのお客さんが座れなくなり迷惑になってしまいます。それから汗を流してから水風呂へ。

サウナ室→水風呂はマストではない

サウナから出たら水風呂へ。水風呂に入る前も、サウナで出た汗を水やお湯で洗い流します。

「サウナに入ったあとは、水風呂に入ります。サウナ室でよく温まってから水風呂に入ると、全身を覆う水の膜、“羽衣”と呼ばれているものができます。その感覚を楽しんでいる人の近くに行って、水風呂の水をバシャバシャとゆらすと、羽衣が壊れてちょっと嫌がられるかもしれないので、先に水風呂に入っている人がいたら、少し離れて入るのがいいのかもしれませんね。
わたしは、温度が高めの水風呂だったらあえて体を動かして羽衣を壊し、体感温度を冷たくすることもあります。周りに迷惑をかけないのであれば、水風呂はどんな入り方でもいいと思います。
ただ、水風呂は施設によって温度がちがいます。水風呂に入ったほうがととのいますが、もし、温度が低すぎて“体が痛い・寒い!”と感じるなら、ムリして入らずに、少し冷たいシャワーを浴びるなどでもいいと思います」

水風呂から出たら、イスなどに座って休憩タイム。イスに座る前にはこんなマナーも。

「イスに座る前は、水をサッと流したり、拭いたりすると気持ちよく使えると思います。そして、自分が座ったあとはザッと水で流すか、タオルでサッと拭くのがマナーです」

汗をかいているので、適度な水分補給も適宜心掛けながら休憩したら再びサウナへ。

「休憩をしてゆっくりリラックスしたら、再びサウナに10分前後入る→水風呂に約1分浸かる→外気浴5~10分でゆっくり休憩する、を3セット程度くり返すのがおすすめですが、リラックスするのが最優先なので、ムリをしてこれを守らなくて大丈夫。施設によってサウナ室や水風呂の温度がちがいますし、気温も、自分の体調も、日によってちがいます。その日のコンディションで決めたり、自分が楽しめたりする方法を選んでほしいなと思います」

迷惑にならないように注意したい! サウナのマナー

リラックスするために来たサウナ施設なのに、ちょっと迷惑なお客さんがいるとストレスがたまってしまいますよね。施設によってルールは異なりますが、初心者がうっかりやりがちなマナーには、こんなことがあるそう。

「サウナ室でタオルの水気を絞るのはNGです。汗がついているかもしれないタオルを部屋の中でしぼることや、サウナ室に水たまりができることは、見ていてあまり気分がよくないと思います。また、 “ロウリュ”といって、サウナストーブの上にある石に水をかけて蒸気を出して体感温度を上げるのを楽しめるサウナがありますが、施設によっては石が置いてあっても水をかけられないこともあるので、確認をする前に勝手に水をかけてはいけません。
また、これは初心者ではなく常連さんに多いのですが、サウナ室の温度が高いからといって、勝手にドアの開閉をくり返すのもよくありません。施設の設定温度等があるはずなので、もしいつもとちがうと感じたら、まずはスタッフに尋ねてお任せするのが最良です」

さらに、近年では「黙浴(黙って入浴すること)」が求められているため、密閉されているサウナ室でのお喋りは控えめにするのがマナー。
心と体を開放するサウナ室では、リラックスするためにも、お互いの譲り合いや気づかいが大事。マナーを守りながら、楽しんでサウナ活道に取り組んでくださいね。

次回は、サウナに持っていくと便利なアイテムを紹介します。

<PROFILE>
あお
サウナ女子。本職は看護師。行ったサウナ施設の記録をメモ代わりに始めたインスタがジワジワと注目を集め、TikTokでも情報を発信するように。さらに持ち前の探求心から、「サウナスパ健康アドバイザー」「サウナ・スパプロフェッショナル」の資格も取得。実際に行った施設を投稿しているため、リアルで楽し気なレポートが人気で、TikTokのフォロワー数は2万人突破するほど。好きなサウナ飯は生姜焼き。
Instagram https://www.instagram.com/sauna_ao/
TikTok  https://www.tiktok.com/@sauna_ao

文/平川恵 撮影/我妻慶一

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