乾燥によるうるおいのなさ、小ジワ、年齢とともにハリがなくなってきたなど目もとに関する悩みを感じているけど「アイクリームって使うべきなの?」「アイクリームで効果は出るの?」と感じている人も多いのではないでしょうか。今回はエステティシャンである筆者がアイクリームの選び方、アイクリーム3種を1週間ためしてみた感想をまとめました。
Contents 目次
目もと悩みに合ったアイクリームを選ぼう
目もとはほかの場所に比べて皮膚が薄いためメイクや摩擦ダメージを受けやすい、乾燥しやすいなどから「うるおいのなさ」「乾燥小ジワ」「くすみ」を感じます。
また、目の疲れによる血行不良、表情筋や目の周りの筋肉の低下などから「クマ」「くっきりジワ」「ハリの低下」「たるみ」を感じます。
アイクリームは主に保湿成分、アイテムによってトーンアップ、シワ、ハリにアプローチする成分が配合されていることが特徴です。
なんとなくでアイクリームを購入したりとり入れるのではなく“何が原因?目もとの悩みを知る”、“悩みにアプローチされている成分を選ぶこと”が大切です。
アイクリームを3種を1週間試してみた
今回使用したのは「アイキララII」「レドナ トリプルアイ」「ラフラ アイクリーム」です。
それぞれの特徴
「アイキララII」はハリと弾力を与えるレチノール誘導体、ハリやツヤを与えるMGA(ビタミンC誘導体)、ビタミンC誘導体のはたらきを高めるMGAブースター、目もとのめぐりを高めるKコンプレックス、明るい目もとの印象に導くハロキシルなどが配合されています。
「レドナ トリプルアイ」はうるおい、キメ、透明感を高めるコメ発酵モイスチャー液やリピジュア®、肌をふっくらさせ、小ジワを目立ちにくくするリンクルペプチド、疲れや冷えなどめぐりを高めるゴールデンカモミール、ビルベリーエキス、カカオシードエキス、明るい目もとに整えるクイーンローズエキスなどが配合されています。
「ラフラ アイクリーム」はハリと弾力を与えるレチノール誘導体、くすみケアや透明感を高めるナイアシンアミド、うるおいを高めるコラーゲン、ヒアルロン酸、明るい目もとに整えるマンダンクリア、ゴールデンカモミールなどが配合されています。3つのアイテムの特徴からわかることは乾燥した目もとにうるおいを与えて保湿する、乾燥小ジワ、ハリ、クマ、トーンアップケアが期待できます。
それぞれの使用感、1週間塗ってみた結果
「アイキララII」はなめらかなクリームテクスチャーで、伸び、肌なじみがよくサラッとした仕上がりです。
1週間塗り続けて感じたのは、乾燥による細かなシワが目立ちにくくなり、肌がピンと張るようなハリが高まった、クマが少しましになった気がします。
「レドナ トリプルアイ」は手にとったときのクリームは一瞬かためですが、肌になじませると水っぽい質感に変わる新感覚テクスチャーです。
シワを伸ばすようなコーティング感があり、ベタつくほどではないですがしっとり感があります。
1週間塗り続けて感じたのは、乾燥による細かなシワ、目袋のたるみの引き締まり感が出た、クマが少しましになったような気がします。
「ラフラ アイクリーム」はやわらかなバームのようなテクスチャーでしっとり感のある仕上がりです。さわやかなオレンジの香りがします。
「ラフラ アイクリーム」はほうれい線に塗ってみました。
乾燥による細かなシワが目立ちにくくなった気がします。
【まとめ】
今回1週間での検証だったので劇的な変化はわかりづらいと思いますが、肉眼でみたときの細かなシワやさわったときの肌のハリ、弾力感などは少し変化が出ている気がするので使い続けると効果に期待できそうだと思いました。
目もとの筋肉の低下や眼窩(がんか)脂肪が前に突出している「たるみ」に関しては初期段階であればアイクリームでハリや引き締めの効果は期待できますが、アイクリームによる保湿だけでは効果が感じにくい場合もあると思います。
「クマ」に関してもうっすらとしたクマであればアイクリームでめぐりが高まり目立ちにくくなる場合もありますが、慢性的なクマの場合は目の疲れや睡眠など生活習慣の見直しも必要です。
目もとの悩みに合わせてアイクリームの成分をチェックし、悩みにアプローチするのかを比べながらアイテムを選ぶといいですね。