気温が高い時期は汗や皮脂が出やすいため、メイクのヨレ、崩れ、テカリが気になる人も多いはず。今回は美容家の筆者がヨレ、崩れ、テカリを招いてしまう原因となるNGメイクポイントについてお教えします。
Contents 目次
NG1.メイク前にオイル、ジェル系アイテムを使用
オイルは保湿力があり、美容成分が豊富なことから美容液として活用したり、マッサージの際に使うのにおすすめですが、気温が高い夏のメイク前には不向きです。
汗やエアコンによる乾燥対策として夜に使うのはよいですが、朝に使用したあとにベースメイクを重ねるとなじみにくく、ヨレ、崩れやすさ、テカリを目立たせる原因となります。
ジェルテクスチャーのクリーム、1本でスキンケアが完結するオールインワンジェル、ジェルベースの化粧下地や日焼け止めもメイクのヨレや崩れやすさを招くこともあります。
ジェルは肌のうるおいを高めることができますが、ジェルの性質の特徴として伸びやすいことが下地やファンデーションとの組み合わせによってすじ状にヨレたり、なじみが悪く崩れを招きます。
メイク前のスキンケアは液体タイプのものを使い、気温が高い時期はオイルやジェルベースのものは控えておくのがおすすめです。
NG2.油分の多いリキッド、クリームファンデを使用
ファンデーションは油分をベースに作られています。中でもリキッドタイプ、クリームタイプは油分量が多めです。
くすみ、赤み、肌を整えるなどカバー力は高いですが、油分量が多いため汗や皮脂分泌によって崩れやテカリが目立ちやすくなります。
ベースメイクには油分量が少なく皮脂吸着効果のあるクッションタイプやパウダータイプ、化粧下地を活用するのがおすすめです。
NG3.目もと、鼻まわりのフェイスパウダーが少ない
ファンデーションのあとにフェイスパウダーを重ねるほうがファンデーションの崩れやベタつきを防ぐことができます。
ほおやおでこなどの広い部分は塗れているのに目もとや鼻まわりにきちんとついていないとアイラインやマスカラがつきやすく、ファンデーションの崩れが目立ちます。
目もとや鼻まわりはまばたきや表情が動くと崩れやすい場所ではあるのでファンデーションは薄めにフェイスパウダーをたっぷりめに重ねるのがおすすめです。
NG4.ハイライトの入れすぎ、質感ミス
鼻を高く見せたい、顔を明るく見せる意味でハイライトを活用している人も多いのではないでしょうか。
ハイライトにはマットとパールタイプのものがあり、ラメの粒子の大きさによっても華やかさやツヤっぽさの仕上がりが違います。
たくさん塗ってしまったり、ラメの粒子が大きすぎると時間の経過とともにテカリのように見えてしまいます。
テカリが気になる場合はほどよい量にとどめておくこと、ラメの粒子が細かいものもしくはマットタイプがおすすめです。
NG5.メイク直し時のファンデーションの重ね塗り
午後になるとメイクが崩れたり、くすみが目立つからとメイク直しをすることもあると思いますが、朝と同じ質感のファンデーションを重ねていませんか?
朝にファンデーションを塗り、崩れた状態に同じ質感のものを重ねるとさらに厚塗り、ヨレ、崩れが目立ちます。
朝にクッションやリキッドタイプを塗った場合はメイク直しの際にパウダーファンデーションを、朝にパウダータイプのファンデーションを塗った場合はメイク直しの際にフェイスパウダーと軽い質感のアイテムを重ねましょう。
また、スポンジやパフでつけるとヨレ、崩れが目立つ場合があるのでフェイスブラシで重ねるのがおすすめです。
いかがだったでしょうか。メイク前のスキンケアアイテムや間違ったメイクの仕方によって、余計にヨレ、崩れ、テカリを招いていることも。ぜひ、参考にしてみてくださいね。