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CATEGORY : ビューティ |スキンケア

乾燥シーズンにおすすめ! 美容オイルの選び方と使い方まとめ

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オイルを手のひらに出す

肌の保湿ケアやマッサージケアなどに活用できる「美容オイル」。知っているけど種類がいっぱいありすぎてどれを選べばよいのかわからない、どういう効果があるのかわからない、どういう風に使うのかわからないという人も多いのではないでしょうか。今回はエステティシャンの筆者が美容オイルの選び方と使い方についてご紹介します。

監修 : 寒川 あゆみ (美容家)

大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。

Contents 目次

美容オイルの種類と効果について

オイルの種類が書かれた表示

美容オイルは植物などから抽出したオイルを基材にして作られたものです。
代表的なものはホホバオイル、アルガンオイル、スイートアーモンドオイル、オリーブオイル、ローズヒップオイル、ミネラルオイルなどがあります。
それぞれのオイルには植物がもつビタミンEやビタミンAなどの美容成分や保湿力が長けていることから顔や体の肌、髪や爪の保湿ケアとして活用することができます。

さまざまな商品がありますがパッケージや公式サイトの成分表をチェックするとオイルが1種類だけのもの、複数のオイルがミックスされているものがあります。さらにオーガニック認証を受けているもの、香り成分が配合されているものなどがあります。
どれを選んだらいいのか迷ってしまうこともありますよね。そういうときは目的別に選んでみてはいかがでしょうか。

目的別オイルの選び方
・肌の保湿力を高めたい人、お風呂上がりの全身の保湿ケア、マッサージなどで使うには「ホホバオイル」「スイートアーモンドオイル」「アルガンオイル」がおすすめです。
ホホバオイルはヒトの皮脂膜に似た性質(ワックスエステル)を持つため、肌になじみやすく、ベタつきにくく、いちばんベーシックなタイプです。全身のスキンケアやマッサージに活用できます。
スイートアーモンドオイルはビタミンEを豊富に含み、軽やかでベタつきにくくなめらかな質感でほのかにアーモンドの香りがします。全身のスキンケアやマッサージの活用に活用できます。
アルガンオイルはビタミンEを豊富に含み、しっとりと少し重みのある質感が特徴なので美容液代わり、顔のマッサージに活用できます。

・敏感肌や乾燥肌の人には「ホホバオイル」「ミネラルオイル」がおすすめです。
ホホバオイルはヒトの皮脂膜に似た性質(ワックスエステル)を持つため、なめらかなテクスチャーで肌になじみやすく、バリア機能の保護などにもなります。
ミネラルオイルは肌の水分維持に長けていて保湿作用があり、さらっとしたテクスチャーです。ベビーオイルはベースがミネラルオイルのものが多いです。ホホバオイルもミネラルオイルも体と顔に使用しやすいです。

・保湿とエイジングケアもプラスしたい場合は「アルガンオイル」「ローズヒップ」がおすすめです。
アルガンオイルはビタミンEを豊富に含み、うるおいを高めることで肌のキメの整え、乾燥によるシワ予防によいです。
ローズヒップオイルはビタミンC、ビタミンAを豊富に含み、肌のキメの整え、うるおいを補うことでハリを高める、乾燥によるくすみケア、シワ予防などにもよいです。

・香りによる癒しを感じたい場合は、天然精油などで香りづけしたオイル(複数のオイルがミックスされているものが多い)がおすすめです。
柑橘系の香り、フローラル系の香り、ハーブ系の香りなどがあり、すっきりとリフレッシュをしたり、緊張をほぐしてリラックスできます。

美容オイルの7つの使い方

オイルを手のひらに出す

1.化粧水前の導入アイテムとして使う
乾燥によって角質がかたくなり化粧水の浸透が悪いと感じるときに、オイルをなじませることで角質がやわらかくほぐれ、化粧水の浸透を高めます。

2.化粧水と合わせて使う
化粧水をつけてもすぐに乾燥しやすい、うるおいが持続しにくいと感じるときに化粧水を適量手にとりオイルを2、3滴入れて使うと保湿力が高まり、うるおいの持続をサポートします。市販品でオイルインミストなどがありますが、使い方は同じです。

3.美容液として使う
しっとり感を高めたい、乾燥によるシワ対策をしたいと感じるときは化粧水をなじませたあとオイルを3〜5滴手にとり、顔全体、気になる部分になじませることで美容液代わりになります。

オイルを腕につけて伸ばす

4.お風呂上がりの保湿ケアとして使う
お風呂上がりの体の乾燥対策としてお腹まわり、腕、脚、ひじ、ひざ、かかとなどになじませるのもおすすめです。

5.マッサージの際に使う
顔のマッサージ、体のマッサージなどの際に肌の保湿とすべりをよくするためにオイルを活用するのもおすすめです。

6.髪のうるおいケア、ダメージケアとして使う
髪の乾燥、パサつきなどダメージが気になるときは髪をドライヤーで乾かしたあと、オイルを毛先になじませると乾燥予防、キューティクルの補修を行います。

オイルを爪に使う

7.ハンド、ネイルケアとして使う
手や爪の乾燥や乾燥によるシワ、ささくれなどが気になるときにオイルを少量なじませると保湿ケアができて乾燥によるトラブル予防ができます。

美容オイルの使用期限
美容オイルは油なので空気に触れると酸化しやすいため、開封後は3か月〜半年、遅くても1年以内で使いきることが基本です。また直射日光を避けて涼しい場所で保管しましょう。

オイルの容器

とくに開け閉めの多いキャップ、スポイドタイプは空気に触れやすいので早めに使いきるのがおすすめです。

プッシュタイプのオイル

プッシュやポンプタイプは空気に触れにくいですが、オイルの酸化進行するのでこちらも早めに使い切るのがおすすめです。
オイルは古くなるとにおいが強くなる、肌トラブルの原因となるので購入から開封して1年以上経っているものは買い換えるようにしましょう。

いかがだったでしょうか。
美容オイルは1本でさまざまな場所の保湿ケアとして活用できます。
これからの乾燥シーズンに向けて保湿力を高めたい人、オイルの選び方がわからない人、使い道がわからない人はぜひ参考にしてみてください。

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