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秋冬版! 自分の肌タイプ別にあった化粧下地を選ぶポイント

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秋冬用の化粧下地4つ

人によって肌のタイプや質感が違うことから、ベースメイクアイテムの選び方がわからない、どれを選べばいいのか迷うという人も多いはず。
今回はエステティシャンの筆者が肌タイプにあった化粧下地の選び方についてご紹介します。

監修 : 寒川 あゆみ (美容家)

大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。

Contents 目次

秋冬の肌タイプの特徴

肌のタイプとして大きく分けると「敏感肌」「乾燥肌」「混合肌」「脂性肌」と分類されます。

〈敏感肌の特徴〉
皮膚のトラブルを持っているなど元々肌が弱い、季節の変わり目になると花粉などで肌荒れを感じやすいことが特徴です。秋冬になると気温や湿度の低下によって乾燥しやすい、うるおい不足、くすみやすい、保湿を怠るとひりつき、肌荒れ、ガサつきを感じやすいことが特徴です。

〈乾燥肌の特徴〉
皮膚の水分維持力が弱く、年中乾燥を感じやすいことが特徴です。秋冬になると気温や湿度の低下によってさらに乾燥し、粉っぽくなる、うるおい不足、くすみやすい、保湿を怠るとひりつき、肌荒れ、ガサつきを感じやすいことが特徴です。

〈混合肌の特徴〉
ひたい、鼻まわり、あご周りなどは皮脂分泌によるテカリ、皮膚のゴワつきやザラつきを感じやすく、ほおやフェイスラインは乾燥による毛穴の開き、乾燥による粉っぽさ、吹き出物を感じやすいことが特徴です。秋冬になると気温や湿度の低下によって皮脂分泌によるテカリは気になりにくいものの、ほおやフェイスラインの乾燥や、乾燥によるくすみを感じやすいことが特徴です。

〈脂性肌の特徴〉
ひたい、鼻まわり、あご周りだけでなく顔全体が皮脂分泌が盛んで皮脂づまりの悩みが多く、皮膚がかたくゴワゴワしていることが特徴です。秋冬になると気温や湿度の低下によって夏に比べて皮脂分泌によるテカリは気になりにくくなるものの、皮膚のゴワつき、色ムラが気になりやすいことが特徴です。

化粧下地を選ぶポイント

〈敏感肌、乾燥肌〉
敏感肌、乾燥肌の特徴は乾燥しやすく、うるおいを維持しづらい肌質であること、秋冬の冷えによる血行不良からくすみを招きやすい傾向があります。
・低刺激のアイテムを選ぶ
・保湿成分が配合されたアイテムを選ぶ
・やわらかく肌なじみのよいエッセンスベースのものを選ぶ
・淡いイエローや淡いピンクなどくすみをケアをする色味を選ぶ
のがおすすめです。

〈混合肌〉
混合肌は部分によって質感が異なり、季節や日々のケアによって肌のコンディションが左右されやすです。
・みずみずしさやうるおいが欲しい場合はやわらかなエッセンスベースのものを選ぶ
・毛穴やニキビ跡、シミなどをカバーしたい場合はかためのエッセンスやクリームのものを選ぶ
・くすみの目立ちにくい明るい肌に仕上げたい場合は淡いパープルやピンクを選ぶ
・ニキビ跡、シミなど色味の強いものをカバーしたい場合はベージュやイエロー系のものを選ぶ
のがおすすめです。

〈脂性肌〉
脂性肌は全体的に皮脂分泌が盛んなため、油分の多いアイテム(クリームベースの下地、リキッドファンデーション、クリームファンデーション)は崩れやすくなります。
・皮脂コントロール成分が配合されたアイテムを選ぶ
・液体タイプ、エッセンスベースでさらっとした仕上がりのものを選ぶ
・透明、淡いブルー、淡いベージュの色味を選ぶ
のがおすすめです。

肌タイプ別におすすめの化粧下地

ジュレリッチ リュール ベースセラム

ひとつ目は「敏感肌」「乾燥肌」「混合肌」に向いている「ジュレリッチ リュール ベースセラム」です。

ジュレリッチ リュール ベースセラムを手の甲に使う

3種のビタミンが配合されています。
肌にうるおいも補う美容液のようななめらかなテクスチャーで肌なじみもよく、自然な明るさに整うソフトイエローの色味です。
敏感肌、乾燥肌も使いやすい低刺激処方、SPF26、PA +++です。

キスミー フェルム ブライトアップベース

2つ目は「敏感肌」「乾燥肌」「混合肌」に向いている「キスミー フェルム ブライトアップベース(ピンクベージュ)」です。

キスミー フェルム ブライトアップベースを手の甲に使う

美容液のようななめらかなテクスチャーです。
ヒアルロン酸、コラーゲン、ホホバオイルなどのうるおい美容液成分、2種の微細パールが配合されているためうるおいとツヤのある仕上がりです。
ピンクベージュの色味でくすみや色ムラを補正し透明感が出ます。
皮フ刺激テスト済み(すべての方に皮フ刺激が起こらないというわけではありません)なので敏感肌、乾燥肌も使いやすいです。
SPF31、PA +++です。

DR.WU DDクリーム

3つ目は「乾燥肌」「混合肌」に向いている「DR.WU DDクリーム(01ライト)」です。

DR.WU DDクリームを手の甲に使う

DDクリームとはBBクリームのカバー力とCCクリームのカラーコントロール機能を持つため、1本で化粧下地、くすみや赤みコントロール、シミやクマのカバーができるものです。
なめらかなクリームのようなテクスチャーで、ヒアルロン酸が配合されているためしっとりとした保湿感のある仕上がりです。
イエローベージュの色味でくすみや色ムラ、毛穴を補正します。
SPF28、PA ++です。

ベアミネラル プライム タイム オリジナルポア

4つ目は「混合肌」「脂性肌」に向いている「ベアミネラル プライム タイム オリジナルポア」です。

ベアミネラル プライム タイム オリジナルポアを手の甲に使う

手にとるとジェルのような質感ですが肌になじませるとサラッとしたテクスチャーになります。
プライマーなので毛穴の凹凸や皮脂テカリを抑えてくれ、ファンデーションを重ねてもテカリにくく崩れにくいです。
透明なので色味の補正などはありませんが毛穴、皮脂テカリ、ファンデーションの崩れが気になる人におすすめです。
皮フ刺激テスト済み、アレルギーテスト(すべての方に皮フ刺激が起こらないというわけではありません)で、紫外線対策のSPF、PAはなしです。

化粧下地4つの肌別チャート

肌の特徴に合わせてテクスチャーの質感、仕上がり、色味を選ぶとよりベースメイクがきれいに仕上がりやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。

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