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CATEGORY : ビューティ |スキンケア

日々の習慣が老け顔の要因に。顔のくすみ、むくみ、たるみを招くNG習慣

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ほおに手を当てている女性

顔を見たときにどんよりとくすんで見えたり、起床後のむくみがなかなか引かない、ほおやフェイスラインのたるみが気になるなど年齢とともに顔の変化を感じませんか? 今回はくすみ、むくみ、たるみなど老け顔を招くNG習慣についてエステティシャンの筆者がお教えします。

監修 : 寒川 あゆみ (美容家)

大阪谷町九丁目エステサロンprivate salon Laule'a代表。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして多岐に渡り活動中。

Contents 目次

くすみ、むくみ、たるみとは?

くすみについての画像

くすみ、むくみ、たるみという言葉は知っているけど、意外と違いがわかっていない人、自覚がないという人も多いです。

「くすみ」の特徴は、肌全体または部分的に暗く見えたり、透明感やツヤのない肌の質感です。 紫外線ダメージや摩擦、色素沈着によってメラニンが増えると、茶色っぽくくすんできます。また、乾燥の影響でグレーっぽくくすんだり、肌の糖化(※)が要因で黄色っぽくくすむこともあります。さらに、血行不良によっては青白っぽくくすむなど、くすみ方にも特徴があります。

※糖化…一般的に、血液中のよぶんな糖と体内のたんぱく質が結びつき、AGE(Advanced Glycation End Products/糖化最終生成物)という物質が作られ、細胞を劣化させる現象。これを糖化と呼ぶ。
AGEが増え、糖化が進むとシワ、くすみ、シミ、たるみなどの肌老化を加速させます。また、活性酸素による酸化が「体の錆び(サビ)」、糖化は「体の焦げ(コゲ)」と呼ばれている。

むくみについての画像

「むくみ」の特徴は、よぶんな水分がたまって顔全体が腫れぼったく見えることです。 リンパ沿いである耳の周りや首すじ、フェイスライン、まぶたがぶよぶよしたり、パンっと張っているような感じです。

たるみについての画像

「たるみ」の特徴は、筋力の低下によって骨格からずれるように肌が下垂することです。 目尻やまぶたが下垂すると、ほお、フェイスラインがドレープのようにもたつき、ほうれい線や二重あごが目立ってきます。

このような顔のくすみやむくみ、たるみは日々の生活習慣からも影響を受けています。

NG習慣1:古い油、塩分、糖分のとり過ぎはくすみ、むくみを招く
油をたっぷり吸収した揚げものやファストフードを1週間のうちに何度も食べたり、ヘルシーな食生活に気をつけているつもりでも毎日のおやつや間食をしていませんか?
体にとってほどよい量の油は必要ですが、古い油の摂取や量のとり過ぎは血管の老化や肌の老化、くすみ、肌荒れを招きやすいです。
また、塩分や糖分のとりすぎは体内に停滞、蓄積してむくみの原因や肌の老化を招きます。

【気をつけること】
購入したアイテムにはバター、マーガリン、サラダ油が使われていることも多いです。商品のパッケージを確認して、1日の摂取が過剰になっていないか、とり過ぎないように調節しましょう。調理の際は、味つけで量に気をつけ、油は酸化しやすいため古い油を何度も使わないようにしましょう。

NG習慣2:かむ回数が少ない、ながら食べはたるみやむくみを招く
時間がないから、面倒くさいからという理由から簡単で手軽にできる麺類や、やわらかい食べものを選ぶことが増えていていませんか。ながら食べをしている人も注意が必要です。
子どものころからかむ回数が少ない人、やわらかいものや、ながら食べによって咀嚼(そしゃく)回数が減るとあごやフェイスラインの筋肉が低下してたるみの要因になります。また、老廃物が排出できずむくみの原因にもなります。

【気をつけること】
食事の際にひと口につき20〜30回かんで食べるように意識しましょう。かための食材を選ぶのもおすすめです。ながら食べにも気をつけてください。

NG習慣3:下向きスマホ、姿勢の悪さ、ほお杖はくすみ、むくみ、たるみを招く
パソコンやスマートフォンは現代に欠かせないアイテムですが、座っているときにうつむくように操作をしたり、無表情の時間が長かったり、操作時に腹筋や背筋を使わないなど姿勢が悪くなりがちです。
姿勢の悪さによって体がゆがみ、血流が悪くなりくすみを招きます。また、筋力が低下するとたるみやむくみを招きます。ほお杖をつくのがクセになっている人も気をつけてください。

【気をつけること】
パソコンやスマートフォンを操作するときは目線と同じくらいの高さにして、イスや背もたれにもたれずに腰を立てて座るように意識しましょう。長時間の操作が続いているときは体や顔(表情)を動かしてストレッチを行うようにしましょう。

NG習慣4:紫外線、ブルーライトなどの光はくすみやたるみを招く
屋内、屋外を問わず紫外線を浴びることで、コラーゲンが破壊されシワ、たるみを招きます。また、パソコンやスマートフォンから発するブルーライトなどの光によって体内で活性酸素が生じます。除去できず体内で蓄積された活性酸素によって、肌のターンオーバーの乱れを起こし、肌がくすんできます。

【気をつけること】
屋内、屋外を問わず日焼け止めを塗り予防する習慣をつけましょう。パソコンやスマートフォンにはブルーライトカットシートを貼るのがおすすめです。肌のターンオーバーを乱さないようにきちんとスキンケアを行いましょう。規則正しい生活習慣やバランスのよい食生活を心がけることも美肌にとって大事です。

年齢とともに老化(くすみ、むくみ、たるみ)を感じることはあると思いますが、日々の生活の中での行動によってはさらに老化を加速させていることもあります。 老け顔防止のために、日々の行動を見直して、朝と夜のスキンケアなどで予防してみてください。

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