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10年ものの顔のシミを治療! オンライン美肌治療サービス「ANS.(アンス)」を体験してみた♪
多くの女性の肌悩みとなるシミやシワ、くり返すニキビなど。気になるけれど、どこに相談していいかわからない…ということはありませんか? 近隣に美容皮ふ科がなかったり、時間がとれないという人も多いはず。オンライン診療が普及しつつある今、美肌治療もスマホひとつで受けられるようになっています。今回は新しい美肌治療サービス「ANS.(アンス)」を体験してみました!
Contents 目次
通院不要、手続きもカンタン!
まずは「ANS.(アンス)」の公式LINEを登録し、オンライン診察室へ入室してスタート!
最初に自分の肌悩みや現在の健康状態、飲んでいる薬などに関する短いアンケートに回答していきます。
肌悩みはいろいろあるものの、やはり気になるのはシミです。ずっと治療したいと思いつつも、そのままになっていた色素沈着について。10年以上前にできたもので、今さらクリニックに行くのも気が引けていたのですが、オンライン診療の気軽さもあって、ついに医療的なケアが叶うことに。
オンライン診療室にてアンケートの回答が終わったら、医師の診察を待ちます。待っている間、診察開始までに本人確認のための身分証明書の写真を撮ってポチッと送信します。
私は診察の合間になってしまいましたが、事前に診察用の肌の写真も撮っておくとベター。ノーメイクの状態で顔全体、顔の中心、右サイド、左サイドと撮影します。これもスマホでできるので、サクサクと進み、ここまで所要時間は5分くらいです。
さっそく診察開始!
数分後、医師の診察が始まりました。問診をベースに、次の2点のようにシミ治療の方向性について大まかな説明がありました。
・新規メラニン生成を抑え、新しいシミ・肝斑の発生を防ぐ
・ターンオーバーを促進して、現在表皮内にあるメラニンを排出することでシミ・肝斑を薄くしていく
そのほかできるだけ肌を擦らないこと、外出時は日焼け止めを使うことの日常生活やスキンケアのアドバイスも。最後に飲み薬3種と塗り薬2種の説明です。
【飲み薬】
・トラネキサム酸、ビタミンC、ビタミンE
【塗り薬】
・ハイドロキノン、トレチノイン
これらの処方薬を予算に合わせて組み合わせたプランA〜Cが提示され、金額を抑えた最小限のプランAからプレミアムなプランCまで選ぶことができます。詳細をざっと説明するとこちらのような感じになります。
A:まずは気軽に始める「飲み薬」プラン
「トラネキサム酸」「ユベラ(ビタミンE)」「ビタミンC」
B:定番の塗り薬 「ハイドロキノン追加」 プラン
「HQクリーム(ハイドロキノン)」「トラネキサム酸」「ビタミンC」
C:最短治療を目指す「トレチノイン追加」プラン
「トラネキサム酸」「ビタミンC」「ユベラ(ビタミンE)」「HQクリーム(ハイドロキノン)」「トレチノイン」
プラン毎に金額も明示されるので安心。私は飲み薬と塗り薬の両方が入り、かつ続けやすい価格のプランBを選んでみました。お薬に関しては治療を続けていく中で、予算や要望に応じて増やしたり減らしたりすることができるそうです。
最後に、かなり以前のシミなので、治療が効果的かどうか気になっており、その辺を先生に聞いてみました。シミは吹き出物が色素沈着したものです。
シミの写真も確認しつつ、「炎症後の瘢痕の場合は深い位置にシミの原因があり、治療の効果は落ちますが、(写真を見る限り)瘢痕と思われる変化はなく、色素沈着が主体のいわゆるシミと拝察します」とのことで、こちらの処方薬で効果が期待できるというお返事をいただきました。
気がかりだったシミを診てもらいほっと一安心するとともに、先生にも丁寧で信頼できる印象を持ちました。
ちなみに一般的な保険診療ではなく自費診療で、かかる料金は診察料+薬代+配送料です。診察料(1,650円)+配送料(550円)は無料キャンペーンを実施中で、今回はお薬代のみで6,000円弱。処方薬は1か月分となっています。
診療から1〜2日で処方薬が到着
オンライン診察後、1〜2日でネコポスにて処方薬のセットが届きました。さっそく開封し、塗り薬のハイドロキノンは気温が高い季節は要冷蔵のため、開封後は冷蔵庫の薬品コーナーへ。
お薬については、どのタイミングで塗るのかなど聞いておけばよかったと思うことがあったのですが、同封されていた説明書に詳しく記述がありました。もし不明なことがあれば、診察時のようにチャットでスキンケアアドバイザーに随時質問することができます。
シミの治療プログラムは1クール=3か月で効果が現れ始め、2〜3クールで目に見えた症状の改善が実感できるそう。治療開始後は定期的なアンケートや肌の変化の記録などを行い、継続して内服・外用のケアを続けていきます。
飲み薬は1日2回、朝夕の食後に服用。塗り薬のハイドロキノンは、夜1回化粧水の後にシミの部分にのみに塗布します。
私の場合、飲み薬は特に何も問題なかったのですが、塗り薬のハイドロキノンは使い始めてすぐのときに少し赤みが気になることがありました。ただ最初の2〜3週間は赤みや乾燥が起こりやすいそうで、あらかじめ知ることができたので心配せずに済みました。刺激が強い場合は、乳液で保湿した後に塗るなどの対策をとってもよいとのことでした。
スマホのシステムもスムーズで、総じて満足度が高かったオンラインの美肌診療。登録から診察終了まで40分もかからず、タイパ的な魅力を感じざるを得ないですし、治療中は定期的な検診(アンケート)もあるきめ細かやさ。
シミのほうも早くも1か月目でいい変化を感じつつあります。美容皮ふ科は何かと敷居が高いものですが、こうしたオンラインサービスなら専門的な診察・治療がぐっと身近になることでしょう。
■美肌治療サービス「ANS.(アンス)」
https://ans-skin.com/
https://neautech.jp/
文・写真/庄司真紀