かわいいサンダルにキラキラのペディキュア。夏の足元のオシャレは楽しいですよね。でもちょっと待って! そのサンダルを脱いで素足になったとき、堂々と人に見せられる自信はありますか? ついつい手がまわりにくく、実は臭いや角質などのトラブルも多い「足先」のケア法を医師・丸田佳奈先生に教えていただきました。
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意外に見落としがちなのが足先
サンダルの季節ということで、今回は足のケアについてご紹介したいと思います。
ケアがおろそかになりがちで、意外と悩みが多いのが足先。
足の臭い、ガサガサ、ひび割れなどは、同性だけでなく男性も意外と見ているようです。職業柄、素足を見る機会が多いですが、足先まで美しくケアできている人は正直少ないと思います。
臭いの点からいえば、実はサンダルやブーツは臭いやすいです。また、化学繊維であるストッキングも臭いやすい。これはソックスなど、足の汗を吸収してくれるものが無いことが理由です。
臭い対策には、靴を毎日変え、できれば綿素材の靴下をはくほうがいいです。
また、爪のまわりや指と爪の間にたまった垢や汚れも臭いの大きな原因になるので注意しましょう。
足のガサガサやひび割れは、足に角質がたまって潤いがなくなり、層になってしまった結果です。実はこれは見た目の問題だけでなく臭いの原因にもなります。角質は靴の刺激や圧迫で悪化するため、ヒールの高い靴やサンダルをはくと、足裏の中心やかかとのまわりなど、体重をいちばん支える箇所に角質がよりできやすくなります。
これらの対策をするだけで、足はかなりキレイな状態を保てます。
まずは、ていねいに足を洗うこと、毎日靴を変えること、クッション性の高い靴を選ぶこと、そしてスニーカーと綿ソックスで休足日をつくることを心がけてみましょう。
続いては、丸田先生が実践するケア法をご紹介します!