お気に入りのサマージャケットや、ブラウス。
なんでも家で洗えたらいいけれど、実際は“洗濯不可、ホームクリーニングのみ”という衣類は、夏ものでも多いもの。
目立つシミが見つかれば、すぐさまクリーニングに出すけれど、すぐに出すかどうか悩んでしまうのは、見た目はキレイだけれど、臭いがついてしまった衣類ではないでしょうか。
ちょっとした臭いがついたからといって、毎回クリーニングに出すのはコストがかかり過ぎて現実的ではないし、だからといって着なくなる季節まで、クリーニングをガマンするのも現実的ではないですよね。
そんな悩ましい衣類の臭い問題。
実は、臭いをとるだけなら、クリーニングに出さなくてもいい方法があるのです。
今回は、スタイリストの筆者が、翌日この服を着たい! と思ったときに前日にやっておけば臭いがとれる方法をご紹介します。
Contents 目次
【臭いレベル1】ついたばかりの臭いをとる方法
焼肉など、外食での臭いがついてしまった服。帰宅してそのまま放置すると、臭いはどんどん定着してしまいます。
臭いがついた服は、すぐさま外へ。ハンガーなどに吊るして陰干ししておけば、翌日の朝には、臭いがぬけてくれるはず。
ただし、干す場所が風通しの悪い場所だったり、服に臭いが蓄積し、定着してしまっている場合は、この方法ではとることができないので、次にご紹介するレベル2の方法をお試しください。
【臭いレベル2】少々しつこい臭いをとる方法
外の陰干しがダメなら、お風呂あがりに蒸気が充満している浴室内に、臭いがついた衣類をハンガーなどで吊るしてみましょう。
湯船にしっかりお湯が入った状態で、湯船の上にちょうど服がかかるようにするのがコツです。
お風呂あがりに行うと、ちょうど石けんなどの残り香があるため、より臭いがとれやすくなります。
翌日起きる頃には、蒸気で洗ったように臭いをとることができます。
もし、これでもとれない場合は、次にご紹介するレベル3の方法を試してみてください。
【臭いレベル3】クリーニング寸前! しつこい臭いをとる方法
レベル2の方法でも臭いがとれない場合は、スチームアイロンを使います。
私が愛用しているのは、パナソニックの衣類スチーマー。
これを臭いがついた衣類にあてて、かなりしっとりするくらい蒸気をあてます。
そのあと、ファブリックミストを衣類全体にかけます。
今私が愛用しているファブリックミストは、バリ島で購入したナチュラルコスメブランド『アラムセンポール』のもの。
海外では日本と違って、クリーニングをマメにしない習慣の国が多いため、思わず買いたくなる、いい香りのファブリックミストが豊富にそろっており、必ず買うお土産のひとつでもあります。
スチーマー → ファブリックミスト → 外で陰干しという工程を行うと、しつこい臭いもきれいさっぱり!
乾いた状態の衣類に、ファブリックミストを使うより、スチーマーのあとに使うほうが、消臭パワーが効果的なのでおすすめです。
続いては、日本でも購入できるファブリックミストをご紹介します。