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CATEGORY : ビューティ |お風呂

長湯は禁物! 疲労回復のベストタイムは「1日10分」の入浴法

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お風呂でリラックスしている女性

お風呂に長い時間入ったり、半身浴や反復浴をしたりすればキレイになれると思っている人もいると思います。しかし、誰にでもこの方法が合っているとは限りません。逆効果で、ストレスになることも…。まずは、自分に合った入浴法を探してみましょう!

監修 : 伊達 友美 (管理栄養士)

ダイエットカウンセラー。管理栄養士。日本抗加齢医学会認定指導士。戸板女子短期大学食物栄養科ゲスト講師。自ら25kgのダイットに成功した経験を持ち、栄養学×食事法×睡眠×ダイエット×メンタル×ファッションスタイル学といった幅広い知識をもとに、これまでに32年間、食改善アドバイスを行う。制限型の食事ではなく、代謝アップの栄養をプラスする「プラス栄養メソッド®︎」を基本とした指導法が女性を中心に人気を博し、メディアにも多数出演。著書に『ダイエットカウンセラーが教える お酒を飲んでも太らないうまい食べ方』(青春出版社)など。

Contents 目次

「お風呂に長く入ればやせる!」は間違っている!?

泡風呂に入っている女性の脚

入浴は、“ダイエットにも美容にも重要”というのがみなさんの常識になっていますね。さらにダイエット意識の高いみなさんなら、毎日、半身浴や反復浴に励んでいるかもしれませんね。

ただ、いいと言われる入浴方法であっても合う人と合わない人がいるはずです。
なんだか、とりつかれたように必死に入浴している人も多く、「そこまでやり過ぎたら逆にストレスで太るんじゃないかしら?」と心配になることも…。

食べないダイエットで栄養不足になっている人が長時間入浴すると、思ったほど代謝は上がらず、疲れだけがたまって入浴後はグタッリ…。

もし、入浴後に動けなくなるようなら、それはやり過ぎで体がエネルギー消費を抑えてしまいます。

そこまでして入浴にこだわるのは、「お風呂に入って汗をかけばやせる」と思っているからでしょう。

でも、ハードな運動をしてたくさん汗をかけばやせるわけではないように、入浴も、長い時間を費やして、汗をいっぱいかけばやせるというわけではありません。
それどころか、やせにくくなることもあるのです。

自分に合うか合わないかの見極めをしっかりと

泡風呂を楽しんでいる女性

入浴で疲れがたまり過ぎると、自律神経のバランスを崩して、不眠になることもあります。
ムリな食事制限で栄養不足になっている人は免疫力も落ちているため半身浴で風邪をひいてしまうことも…。

また、「絶対に半身浴をしなくてはいけない」、「絶対に1時間以上はお風呂に入らなければならない」と必死になることで、ストレスをため込んでしまう人もたくさんいます。
ストレスがダイエットの大敵であることは、みなさんよーくわかっていますよね。

もちろん、入浴にはメリットがたくさんあります。
体を清潔に保つことはもちろんですが、体を芯から温めることで血行を促進する、疲れを取る、気分をリラックスさせる…など、ダイエットにも美容にもよいとは限りません。

私自身の経験から、また、たくさんの人をカウンセリングした経験から言えることですが、栄養不足で体力がない人やひどい冷え性の人には、これらの入浴方は合わないのです。

食事も運動も同じですが、人にはそれぞれ「合うもの」と「合わないもの」があります。
いろいろな入浴法を試すのは悪いことではありませんが、自分に合うか合わないかをきちんと見極めましょう。

入浴はストレスなく自然なものに

花びらの入ったお風呂に入っている女性の後ろ姿

息切れや呼吸の乱れはないか、心臓がどきどきして苦しくないか、気分よく、リラックスできているかなどをちゃんとチェックすれば、その方法が自分に合うか合わないかはわかるはずです。

その日の気分によって入浴法を変えることも大切です。
いつもは半身浴をするという人も「今日はちゃんと肩まで浸かりたい」と思う日があれば、そうすればいい。

私自身は、反復浴も半身浴も合わないため、普通に入浴。基本的にお湯に浸かるのは10分程度です。
でも、気分がいい日には少し長く浸かることもあるし、逆に、暑い日などはザブッと浸かってサッと出ることも。

こんなふうに、できるだけ、自分の気分や体調に合わせて入浴法も変えるのが理想的です。

入浴は生活行動のひとつ。だから「こうでなくてはいけない」と決めごとをつくるのではなく、自然なのがいちばんです。

もちろん、お風呂が大好きで、半身浴や反復浴を楽しんでいるなら、それはそれでOK。
入浴も自分流にアレンジして、ダイエットや美容に役立てましょう。
また、ボディラインを整えるためには、ストレスなく続けられるお風呂でのマッサージなどもおすすめです。

 

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