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秋ニキビに注意したい2つの部位
本田先生によると、秋にニキビができやすく、とくに注意したい部位が2つあるといいます。
<気をつけたい部位その1>頬
「夏の間の保湿不足」、「クリームやオイルなどで油分だけを補う保湿ケア」、「皮脂をとり去るための過剰な洗顔」、「洗顔時の圧の強さ」といったスキンケアによる影響がでやすいのが頬。
頬ニキビで悩んでいる人はこれら4つの改善法をとりいれて。
- クレンジングは1分以内にする
- 洗顔は30秒以内
- 油分だけでの保湿はやめる
- コットン使用をやめる
<気をつけたい部位その2>フェイスライン
「紫外線によるターンオーバーの乱れ」、「寝不足による肌機能や免疫力の低下」、「不規則な生活によるホルモンバランスの乱れ」etc…といった、夏ダメージの影響がでやすいフェイスライン。
改善法にはこれらをとり入れて。
- 角質ケアで肌代謝を整える
- 生活習慣を見直す
- セラミドでバリア機能回復
- 内服ケアで内側からケア!
続いて、秋ニキビのプチ疑問についてみていきましょう。
くり返すニキビの原因と正しい乾燥対策って?
夏から秋など、季節の変わり目、同じ場所にばかりニキビができてしまうという人もいるようですが、それはどうしてなのでしょう。
「『同じ場所にくり返しニキビができる=ニキビが完治していない』場合があります。季節の変わり目は、免疫力が低下し、完治していないニキビがぶり返しがち。同じ場所にくり返しできるニキビで悩んでいる人は、ニキビの根本治療を」
自分では完治したと思っていても、一時的に落ち着いていただけ、ということもあるようです。
また、晩秋にむかっていくと、やはり乾燥が気になりますしニキビをつくらないためにも乾燥対策は必要。ということは、ニキビがあるときでもクリームやオイルは使っても大丈夫なのでしょうか。
「過剰な油分は毛穴を詰まりやすくし、ニキビを悪化させます。乾燥が気になる人は、化粧水でしっかりと保湿したあと、乳液を重ねたり、セラミド配合の美容液を使用してみてください」
秋はファッションと一緒にメイクを変える人も多いシーズン。新しい化粧品を買ったのに、肌がニキビでボコボコしている…なんて悲しいですよね。ニキビをつくりやすい原因を改善して、この秋は美肌キープを目指しましょう。また、自宅のケアではむずかしいニキビ・ニキビ跡にお悩みの人は、美容皮膚科に相談してみてくださいね。
イラスト・資料提供/美容皮膚科タカミクリニック 文/FYTTE編集部