ほっそりとした美脚の条件として、ふくらはぎがほどよく細く引き締まっていることが一つ挙げられるはず。けれど、ダイエットをしてみても、なかなか落ちてくれないふくらはぎの脂肪たち。一体どうすれば細くなるの? 「めん棒ダイエット®」考案者の鈴木きよみ先生に、ふくらはぎやせの方法を伺いました。
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やせないふくらはぎの原因は冷えと硬さ
体型や体重の近い友だちと並んだ姿を見て、自分のほうが脚が太い……そんなプチショッキングな経験はありませんか? やせないふくらはぎは何が問題なのでしょうか。「めん棒ダイエット®」考案者 鈴木きよみさんにふくらはぎをサイズダウンさせるための解決策を教えていただきました。
「ふくらはぎを触ってみてください。手で触れて冷たいと感じたら、それこそ、ふくらはぎがやせない理由のひとつ。血流の悪くなっている冷えたふくらはぎは、老廃物をためこみやすく、セルライトを蓄積させる原因をつくります。
また、ふくらはぎをたたいてぜい肉が揺れない人も要注意。脂肪とセルライトがついてかたくなっている状態です。とくに過去に運動経験がある人に、このタイプが多いようです。そこで、手で触れて、ふくらはぎが冷たい・かたい人は、とくにセルライトをつぶすイメージで強めにマッサージを行いましょう。ふくらはぎがやわらかくなってくれば、徐々にサイズがダウンしてきます」(鈴木きよみさん)
足裏のここを押す!
心臓の働きをよくして血流をアップ。冷えを解消してセルライトをつきにくくするのに効果的!
<押し方>
- 左の足裏、薬指の下にある「心臓」のゾーンに両手の親指を重ねあてる。
- 体重をかけながらかたい部分がなくなるまでしごいていく。
血流をアップしてセルライトがつきにくいふくらはぎに
それでは、ふくらはぎに効く「めん棒ダイエット®」のやり方を紹介していきます。注意事項をよく読んでから、めん棒を用意して始めましょう!
<注意事項>
- 食後30分以内は控える
- 妊娠中、または病中・病後の方は、医師と相談してから行う
- マッサージ後は十分な水分を摂る
- めん棒は、足裏以外は皮膚に直に当てずに、衣服の上からマッサージを行う
- 力加減はイタタッと声が出るくらいの強さが目安、いた気持ちいいに変わるまで行う
- 打ち身のような痛みを感じたら、その部位の刺激は避ける
- 一度に30分以上は続けて行わない
1)ひざ裏に毒素を流しこむ
片脚を軽く上に上げ、反対側の脚は伸ばして座る。めん棒を逆手に持ち、足首からひざ裏に向かって強めにさすり上げる。このとき、ひざ裏に毒素を流しこむイメージでさすり上げるのがポイント。反対側の脚も同様に。
2)ふくらはぎの内側・外側をさすり上げる
くるぶしの上からひざの側面に向かって、ふくらはぎの内側、外側をめん棒で強めにさすり上げる。反対側の脚も同様に。
3)めん棒をジグザグに動かす
足首からひざ裏に向かって、めん棒を持った手を左右交互にシーソーのように動かしながら、ジグザグにめん棒でふくらはぎ全体をもみほぐしていく。反対側の脚も同様に。
4)ひざ裏をまんべんなくもみほぐす
片脚のひざを軽く曲げ、反対側の脚は伸ばして座る。ひざ裏にめん棒をあて、ひざ裏を軽くさすり上げる。かたい部分がなくなるまで念入りに行って。反対側の脚も同様に。
いかがでしたか?まずは血流をよくして、脂肪やセルライトで硬くなった部分をやわらかくしてあげることが、ふくらはぎをほっそりさせる近道といえそうですね。毎日の日課にすれば理想の美脚も夢じゃないかも! ぜひお試しあれ。