年齢よりも若く見せたい、年相応にキレイを維持したいと思うものの、体も肌も自然に老化していくものですよね。ですが、自然に老化する以上にスピードを加速してしまう原因は日々の生活習慣の中にたくさん潜んでいることを知っていますか?
メイクやファッションを頑張りすぎるのではなく、細胞が元気で、肌状態がいいことが若く見える秘訣。今回はエステティシャンである筆者が肌老化をさせないために覚えておくべきことをご紹介します。
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■肌老化とは?自然老化と環境老化を知ろう
何もしなくても年齢とともに体やお肌、見た目は自然に老化します。ですが、同じ年なのに「老けて見える人」と「若く見える人」がいませんか?ファッションセンスやメイクの仕方が古いということではなく、肌がくすんでいる、毛穴が目立って見える、シミやシワ、たるみが目立って見えるといったことがより老けた印象を与えます。
何もしなくても老化しますが、年齢以上に老化を早めてしまう要因は日々の生活による環境老化が原因です。無理に若づくりをして隠すのではなく、肌細胞そのものが若くなればお肌の印象や雰囲気が変わるので、環境老化を改善し自然老化の肌へと導きましょう。
■肌老化をさせる原因と対策
(1)スキンケア不足による乾燥
肌の乾燥やくすみ、シミ、ニキビや吹き出物、シワ、たるみなどの肌トラブルの原因は「肌の水分や油分量の不足」です。年齢とともにお肌の潤いが減少し、ハリやツヤが失われることに。また、日頃のスキンケアの量が足りていないことで肌が乾燥し、年齢以上に老けてみえるため日々のスキンケアはとても大切です。化粧水や美容液、乳液、クリームを丁寧になじませてお肌の表面、内部とも乾燥させないように水分と油分をたっぷりと与えましょう。
(2)紫外線による光老化
紫外線による光老化とは、紫外線が肌内部に入り込むことでお肌のハリをつくるコラーゲンやエラスチンを破壊したり、日焼けダメージによって乾燥やくすみができたり、シミの元になるメラニンを生成したり活発にさせるなどの肌の老化を加速させる原因です。日中や外出の際は必ず日焼け止めを塗り、紫外線から守ること、スキンケアにビタミンC誘導体をプラスαしてメラニンを溜め込まない肌にしましょう。
(3)活性酸素による酸化と糖化
本来は細胞を守るために活動している活性酸素ですが、紫外線やストレス、喫煙、アルコール、睡眠不足、添加物などによって、活性酸素が過剰に増え、細胞が酸化します。ほかにも、砂糖がたっぷり入った食事やお菓子、ジュースのとりすぎによって糖化を招き、肌のくすみの原因にもなります。
日頃の食事や睡眠など規則正しい生活を心がけて体にとって有害なものは溜め込まないようにしましょう。
生きていると年齢とともに自然に老化はしますが、以上のようなことに気をつければ、自然老化のスピードを加速させないこともできるのです。
塗ったり隠したりするのではなく、元気で若い肌細胞をつくり、若さを維持してみてはいかがですか?