スキンケアアイテムとしても人気な顔状の形をしたシートに美容成分が含まれているシートマスク。デイリー使いとして取り入れる人もいれば、スペシャルケアとして取り入れている人もいるのではないでしょうか?
そんなスキンケアを格上げするシートマスクをより効果的に使う方法をエステティシャンである筆者がご紹介します。
Contents 目次
■シートマスクの種類や特徴、メリット
シートマスクでも1か月分入っている大容量のものから7枚の1週間タイプや1枚の小包装などのさまざまなタイプがあり、ドラッグストアをはじめ、百貨店やバラエティショップやコンビニなどでも販売されており、今や、お手軽スキンケアアイテムのひとつとなっています。
含まれている美容成分でも保湿系のものや美白系、エイジング系とあり、シートの素材や厚みもさまざまで、1枚当たり数十円~数千円のものまで幅広くあります。
お肌の悩みはそのときによって変化することもあるので自身の肌タイプや肌に必要なものに合わせてシートに含まれている美容成分を選び、補うことができるのもうれしいポイント。では、タイプ別にどんな成分入りのものをチョイスすればよいか、ご紹介します。
乾燥肌・潤い・透明感がほしい場合
⇒コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド、プリテオグリカン、コエンザイムQ10などの保湿系
ニキビ跡・くすみ・シミ予防の場合
⇒ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体、アルブチン、トラネキサム酸などの美白系
ハリやツヤ・シワ・たるみ予防の場合
⇒コラーゲン、ヒアルロン酸、プリテオグリカン、プラセンタ、フラーレンなどのエイジング系
■シートマスクの使い方とは?
(1)クレンジング、洗顔でメイク汚れや皮脂汚れをていねいに洗い流し、化粧水をたっぷりとお肌になじませましょう。
(2)お顔の中心にシートマスクの中心を合わせてお肌に乗せます。あご、口角、小鼻、目の下、眉頭を押さえ顔の外側にシールを貼るように空気を抜きながら乗せましょう。
(3)口角と小鼻を押さえながらフェイスラインの部分をほおとこめかみに向かってキュッと持ち上げましょう。
(4)眉毛を押さえながら生え際に向かって密着させます。
毛穴の引き締めとフェイスラインのたるみ予防にもなるので、お肌にしっかりと密着させ、少し皮膚を持ち上げるようにのせることがポイントです。
さらにこんな使い方もおすすめですよ。
・あらかじめ冷蔵庫で冷やしておくとお風呂上がりの顔のほてりや毛穴の引き締めにも効果的。
・シートマスクの上からラップを乗せて保湿効果を高める。
・うっかりメイクをしたまま寝てしまい、翌日お肌がガサガサしているときのレスキューケアとして。
・シートマスクを置いている10分ほどの時間の合間は歯磨きをしたり、翌日の準備やストレッチやマッサージなど、ながらとしても活用。
・特別な日のためやスペシャルケアとしてではなく、デイリー使いには大容量のもの、特別な日には高級マスクと使い分けるなど、さまざまなシーンや用途で使う
今までただなんとなく使っていたシートマスク、シートマスクってたくさんありすぎて何を選べばいいのかわからないという方はぜひ参考にしてみてくださいね。