今回紹介するのは、生理痛や肩こりなどの不調に効くマッサージ法です。ゾーンセラピーでは、くるぶしはもちろん、足首までを足裏ととらえてマッサージを行います。どんな不調の場合にも、めん棒で足裏全体をコロコロしたり、手で反射区を刺激することからスタート。お風呂から上がって夜寝る前など、リラックスタイムを活用して行ってみてください。
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■お悩み:生理痛
生理痛の大敵は「冷え」。生理痛を感じやすい人は、生理時にかかわらず、いつもお腹を冷やさないように気をつけましょう。腹巻きをまいたり簡易カイロを貼るなど、自分なりの工夫をして、自分の体温よりプラス1℃くらいの温度を目指して温めて。
そして生理痛を感じたら、内くるぶしのうしろにある子宮の反射区をやさしく刺激してケア!
<内くるぶしのうしろをさする>
右足の内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみに、軽くにぎった左手の第二関節をあてます。このとき、右手で脚を支えましょう。
右のくるぶしに沿って上から下へ6回さすります。3セット行ったら、反対側も同様に。
■お悩み:肩こり
同じ姿勢が続くことで血流が滞り、筋肉が硬くなることで感じる「肩こり」。
鎖骨、腕のマッサージで肩のまわりの筋肉をほぐして、血流を改善。肩こりがよくなるとともに、猫背姿勢も改善されます。
<1>肩の反射区をさする
足裏の指のつけ根にある、肩の反射区を刺激します。軽くにぎった左手の第二関節を右の足裏の指のつけ根にあて、足指の人さし指から小指の下のふくらんだ部分をかくように上から下へ強めに6回さすりましょう。3セット行ったら反対側も同様に。
<2>鎖骨の下をさする
右手を軽くにぎり、鎖骨と鎖骨の間にあてます。
右の鎖骨の下を肩先に向かってグーで6回強めにさすりましょう。
3セット行ったら、反対側も同様に。
<3>二の腕をさする
右手を軽くにぎり、左ひじにあてます。わきの下に向かって二の腕を強めに6回さすりましょう。3セット行ったら、反対側も同様に。
<4>肩を大きくまわす
両足をそろえて、まっすぐに立ちます。右腕を前方から大きく6回まわしましょう。
そのとき手のひらは自然に返るところまで、できるだけ前方を向けたままキープします。
反対側も同様に。それぞれ3セット行います。
続いては、ストレス解消のマッサージをご紹介します!