お肌をキレイに見せるだけでなく、顔の印象や雰囲気を華やかに見せるためにメイクをする人、多いですよね? でも華やか、とひと言で言っても、メイクのテクニックやコスメの質感なども影響してきます。ですがやはり、もっとも華やかで美しく見えるのが「素肌の状態がキレイ」「すっぴん美肌」であることだと思います。今回はエステティシャンである筆者がすっぴん美肌を作るために意識するべきことをご紹介します。
Contents 目次
■スキンケアだけじゃない!日々の生活習慣を見直して
(1)体に老廃物をためない食生活を心がけて
ふだんはどのような食事をしていますか? 食事の中に含まれる栄養素は主食となるご飯やパン、麺類の炭水化物は主にエネルギー源となり、肉や魚、卵や大豆などのたんぱく質、野菜やきのこなどの食物繊維やビタミン、ミネラルがあります。それらをバランスよく食べることはもちろんですが、必要以上の食事や油、糖のとりすぎはよくありません。
食べた後は消化し、必要な栄養は体に吸収されますが、不要となったものは便や尿となって体外に排出されます。ここでポイントとなるのが腸内環境。消化の悪いものばかり食べないことや1日約2リットルの水分をとる、腸を動かすなど腸内環境を整えておくことで体だけではなくお肌の状態も整います。
(2)血行促進、体を冷やさないことを意識する
食事でとった栄養は血中に乗り、全身へ行き渡ります。しかし、年齢とともに代謝が低下したり、筋肉量が減ると血流が低下し、冷えが起きやすくなりますよね。定期的に全身運動を取り入れて筋肉を動かしたり、入浴によって体を温める、ストレッチやマッサージ、頭皮や顔のマッサージによって体を冷やさないことと血行促進、老廃物を排泄することも美肌を作る秘訣です。
(3)スキンケアによってお肌のメンテナンス
日中はメイクや外的汚れによってお肌をはじめ、体全体に汚れが付着していますよね。クレンジング、洗顔によってそれらの細かい汚れを洗い流すこと、素肌を乾燥させずに守ることがスキンケアの基本。
日々、お肌の細胞も生まれ変わっているのでお肌のケアによって肌状態も変化します。その時の肌状態に合わせたスキンケアや定期的にプロにみてもらうなど肌のメンテナンスを意識しましょう。
(4)質のいい睡眠によって体を整える
お肌だけでなく体全体に受けた日中のストレスや疲労など寝ている間に自律神経のバランスを整え、ダメージを修復しています。その時に睡眠の質が悪く眠りが浅いと疲労感が残ったり、ダメージ修復ができておらず疲れやすい、体調がスッキリしないといったことがおきます。そうすると細胞の代謝にも関わることで肌のコンディションも違ってきます。
質のいい睡眠をとるためにも、バランスのとれた食生活、適度な運動、夜ふかしをしない、規則正しい生活をとるなど自分の軸やバランスを整えることが質のいい睡眠につながりますよ。
美肌を作るのは外側からケアすることではなく、あなた自身の体の状態が肌状態に表れています。一定の時間に起床、就寝をし、バランスの取れた食生活や腸内環境、体を冷やさずに適度な運動によって血行促進をし、体内に不要な老廃物を溜め込まないことが体内の循環がスムーズとなり、元気な細胞を作り出すことですっぴん美肌を作る大切なポイントですので意識してみてはいかがですか?