体が冷え、代謝が鈍りがちな体にとり入れたいのが炭酸浴。
炭酸浴に必要なのは炭酸系の入浴剤と炭酸水。リラックスしながら、代謝UPはもちろん、冷え改善や疲労回復もかなうと、いいことづくめ。
さらに、少し体を動かせば、消費エネルギーをぐんとUPできます。
「入浴中から入浴後に、“ながら”で、背中、お腹、胸、お尻など大きな筋肉を刺激すると効果的。とくに、湯船でできるものは、水の抵抗があるので、いつも以上に筋力アップできてオススメです」とパーソナルトレーナーの坂詰真二先生。気持ちよくたっぷり汗をかきながら、ラクちんにエネルギーを消費できるこの入浴法、ぜひ試してみて!
Contents 目次
【Step1】食後に炭酸系の入浴剤の湯舟に浸かる
お風呂に入れる入浴剤は、血行促進効果の高い炭酸系をチョイス。パッケージの表記を参考に、あとは好みのアロマを選んで、リラックス! 湯船に浸かってゆっくりと温まれば、食欲抑制効果も得られて、夕食後に、甘いものを食べたくなる誘惑にも勝てる!
【Step2】入浴前・中・後にミネラル炭酸水を飲む
気持ちよくお風呂で汗をかくには、入浴前&入浴後に、炭酸水でコップ1杯程度の水分補給を。長く半身浴をする場合は、入浴中も少しずつ補給して。炭酸泉とのダブルのダイエット効果が期待できます。甘い炭酸飲料はNGです。
【Step3】入浴中~後に“ながら”で全身を動かす
血行がよくなった状態で体を動かすと、効率的にエネルギーを消費できます。洗う、浸かる、乾かすなどふだんの動きに、“ながら”でプラスしてみて。効かせたい部位を意識して動かすと、より効果が上がります。
<やってみよう!“ながら”エクササイズ>
体を洗いながら美背中に!
風呂イスに座り、スポンジタオルの両端を持って、片方の足の裏にかける。肩甲骨を意識して片腕ずつ引きながら、足の裏をこすり洗いする。腰はひねらず、肩から動かすのがコツ。左右各10回。
湯船に浸かって小尻&細脚に
湯船に浸かり、両手を体の少し後ろについて、脚を伸ばすように座る。浴槽をぐっと両足で10秒くらい押す。このとき、太ももとお尻を意識して。3回行う。
湯舟に浸かってバストUP!
湯船の中に、脚を伸ばし、背すじも伸ばして座る。胸の前で、洗面器の底を胸に向けて両手で持つ。お湯の抵抗を感じながら力を込めて押し出したら、そのままゆっくり戻す。10回くり返す。
タオルでふきながらキュキュッと足首
お風呂上がりにタオルで体をふくとき、脚を腰幅に開き、さらに前後に開いてつま先立ちになる。つま先立ちの状態を続けると、脚の裏側に適度な刺激が入り、引き締め効果がバツグン!
ドライヤーをかけながらペタ腹に!
脚を肩幅に開いて前後にし、ドライヤーを持つ。ドライヤーで髪を乾かしながら、お尻に力を入れ、お腹を反らして10秒キープ。次に、骨盤を立てた状態で、お腹に力を入れて背中を丸めて10秒キープ。お尻は突き出さないこと。交互にくり返す。
監修/坂詰真二、取材・文/野上郁子<オフィスhana>