冬は着太りが心配な季節。特にぽっちゃりさんの中には、気にしている人も多いはず。せっかく買ったお気に入りの服を着て、より太って見えてしまったら悲しいですよね。今回は身長155cm以下のぽっちゃり女性におすすめな、やせて見える冬のコーディネートポイントを、スタイリストの筆者がご紹介します。
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ステキなコーディネートを鵜呑みみにしない
ステキだと思ったコーディネートをマネしたとき、なんだかイマイチだと思ったことはありませんか?
その原因のひとつとして、コーディネートを盛り過ぎていることが考えられます。コーディネートをパーフェクトに見せるために、雑誌などでは、ひとつのコーディネートの中にたくさんのアイテムを使っています。
しかしながら、そのたくさんのアイテムを身長が低い女性が同じようにマネして身に着けてしまうと、高身長な人に比べ体の縦の分量が少ないため、ごちゃごちゃした印象に見えて、バランスが悪くなってしまうのです。
「私は、同じくらいの身長の人のコーデをマネしてるけど、同じようにならない…」という疑問を持った人もいるはず。これはInstagramなどをマネしたケースに多く、ステキに見えた画像の多くは、実際の身長よりも高く見えるように加工されているため、「想像と違った」ということが起きるのです。
身長が低いぽっちゃりさんが、着やせして見えるためにはコーディネートのバランスが重要ですから、雑誌などを見て「いいな」と思ったものをそのまま丸々コピーせず、そのコーディネートの中からアイテムを1、2点減らしたコーディネートにするとよいでしょう。そして、試着を避けてしまいがちなニットやインナーであっても、実際に試着をすることを避けてはなりません。
ストールよりも帽子
身長が低めのぽっちゃりさんは、体の横の面積があるぶん、足りない縦の面積を補うようにすることで、着やせにもつながります。
そこでぜひ使ってもらいたいのが、ファッション小物。これからの時期は、ストールのような巻きものをぐるぐると巻いて、上半身に目線を持ってくるのもあながちダメではありませんが、華奢な首を隠してしまうことになるので、ぽっちゃりさんには、あまりおすすめしません。
目線を上に、そして体の縦の面積を増やすのであれば、ストールよりも帽子がおすすめです。
色は黒がベスト。できるだけ地髪に近い色を選ぶことで、自然となじみ、身長を高く見せることができるため、着やせにつながります。
ウエストマークを死守する
身長が低いぽっちゃりさんは、脚が長いコーディネートづくりを意識することが、体の縦の面積を増やすことにもつながります。そこで、おすすめするのがウエストマーク。単純に洋服だけを使って行う場合は、例えばハイウエストのパンツやスカートを使い、ウエスト位置を高く見せてもいいでしょう。
もっと手軽なのは、小さいバッグを活用する方法。小さいハンドバッグを腕で持つと、ちょうどウエスト位置にくるため、視線が上がります。縦に長いバッグであれば、より最適です。または、ショルダーバッグを肩にかけて、縦ラインを強調してもいいでしょう。この場合も小さいバッグを使い、ショルダーは短めにして、ウエスト辺りにショルダーの根元がくるように調節しておくとGOOD。
以上が、身長が低いぽっちゃりさんの、着太りしない冬ファッションのポイント。特に何かを買い足す必要もありませんので、ぜひ手持ちのワードローブを活かしてやってみてはいかがでしょう。