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もちろん、お風呂の水を洗濯に使ってもOK!
入浴剤において、「お湯の色」もじつは大切な要素。
「入浴剤はし好品なので、言ってしまえば無くても生活をするうえで困ることはないんですよね。だからこそ、『楽しい』とか『うれしい』とか『気分が上がる』という要素は、はずしちゃいけないと思っています。今回の『バスクリンマルシェ』も、お湯に溶けると色がつくのですが、菜種や大豆から作られる自然由来の着色料を使っています。当初、無色も考えたんですけどね…。なんか、もの足りないな…という感じになりまして(笑)」(佐藤さん)
バスクリンの商品は残り湯をお洗濯に使えるものが多いですが、今回の「バスクリンマルシェ」も同様。自然な素材を使いながら、残り湯をお洗濯にも使えるのは、うれしいですよね。さらに赤ちゃんと一緒に入浴することも可能。バスクリンでは、「安心で安全な商品作り」がモットーなのだそう。
「まず、『洗濯ものに色がうつる』ということと『化学的(ケミカル)なものを使っているのがイヤ』というのが、入浴剤を使いたくない2大ファクターなんですね。だからこそ、どちらもクリアしたいな…という思いがありました。天然のものを使っていると、残り湯を洗濯に使えないと思っている人も結構多いので、そういうイメージも払しょくしていきたいなと。そこで、衣類への色うつりをしっかり調べて問題の無い素材を選定して使いました。」(佐藤さん)
バスタイムを存分に楽しむ入浴法
「バスクリンマルシェ」は、「素材を楽しむ」というのがひとつのテーマ。そのため、少しぬるめのお湯にゆっくりと浸かる入浴法がおすすめとのこと。お湯に入れた瞬間が、いちばん香りが立つので、入浴する直前に入れるといいそうです。入る直前に入れれば、ふわっといい香りが浴室に広がります。佐藤さんのおすすめは、オレンジの皮をしぼったようなフレッシュな香りを楽しめる「オレンジの香り」とのこと。ほかにも「シダーウッドの香り」「レモングラスの香り」があるので、その日の気分で使いわけてもよさそうです!
「今まで天然とか自然派というものが入浴剤の市場にはあまりなかったので、商品化をするにあたり、どんな香りを選べばいいのか、正直迷いました。ひとまず、人気のある入浴剤の香りの中から候補を考えてみたのですが、自然派がコンセプトなのに『森の香り』とかは、ちょっと違うな…と思いまして。自然派のものが好きな人たちが好きそうな、素材がしっかり立って、『この香り、いい香りだよね~』って言ってもらえそうな香りを3つ商品化しようということで、森でもゆずでもレモンでもなく、シダーウッド、オレンジ、レモングラスを選びました」(佐藤さん)
こだわりのつまった「バスクリンマルシェ」を使えば、バスタイムがより一層華やかになりそうですね。お風呂でスマホを見ている人も多いと思いますが、たまにはお風呂につかりながら、心地よい香りに包まれて心と体、そして脳を休めてみませんか?
写真・取材・文/FYTTE編集部