むくみ対策や足の疲れ解消といえば足ツボマッサージ。足ツボをするとポカポカ温まりますよね!自宅でもできる足ツボですが、プロにしてもらうとその差は歴然…。自分で行うと力が弱くて効果が感じにくいという方にオススメなのが、カリスマ足ツボ師Matty(マティ)さんの“ツボペンシル”です。
今回はMattyさんのメソッドと技を凝縮したツボペンシル付きのムック『「Matty式足ツボ」公認 魔法のツボペンシル』をレビューしていきます。
Contents 目次
プロのようにツボ押しできる
サロンでは「棒より痛い!」といわれるMatty(マティ)さんのツボ押し。
Matty(マティ)さんにしてもらうようにツボ押しできるのが、ツボペンシルです。
「ツボ押しのコツは真似できても関節の形や握力は骨格の違いがあるので、私と同じようにはなかなかできません」とMatty(マティ)さん。
そして何よりも足ツボの効果を左右するのは、「ツボの行き止まりまで直角に押し当てたら、そのままスライドするようにすべらせること」。
素人にはなかなか難しいプロのテクニックですが、この技を誰もが実践できるようにツボペンシルはバネ内蔵型になっています。
ツボペンシルはおよそ14センチ弱の片手サイズで、先端のペンの部分をツボに当てて、ツボ押しします。
ペンの部分はバネになっていて、Matty(マティ)さんの親指を再現しています。押したりすべらせたりするのに用います。
またペンの腹の部分はMatty(マティ)さんの人さし指と中指を再現しています。これで足の側面などを効率よく押せます。
ペン先とは反対側にヘラがついていて、このヘラでたまった老廃物をかき出すように使います。
解毒のツボから、症状別ツボへ
一番に押すのが、「基本の解毒のツボ」です。
老廃物と尿を排出させる働きのある、「腎臓」と「膀胱」。左足のこの2つのツボを押してから、ほかのツボを押していきます。
ツボペンシルを握るように持って、圧をかけますが、指でツボ押しするよりも断然ラク。手が疲れず、的確なツボを押せます。さらにバネなので、どのくらい圧をかければいいかもわかりやすいです。まさにイタ気持ちいい感じでじんわり効きます!
順番としては左足の基本のツボを押したら、左足の症状のツボを押します。
その後、右足を同様に進めていきます。
お腹やせに効くツボは?
ダイエット、特にお腹やせに効くツボもあります。
腸内環境に効くツボです。
【左のみ】
横行結腸・・・内側から外側に向かって、押しすべらせます。
上行結腸・・・薬指下の延長上から、かかとの上まで、押しすべらせます。
【右のみ】
上行結腸・・・かかとの上からつま先に向かって、押しすべらせます。
横行結腸・・・外側から内側に向かって、押しすべらせます。
花粉症に効くツボもあります
そろそろ花粉症の季節。
花粉症やアレルギーにいいツボもあります。
アレルギー・・・土踏まずの下半分の中央を、縦に押しすべらせます。左右とも行います。アトピーやアレルギー、花粉症に。
ちょうどピンポイントでツボ押しができるツボペンシル。流すのも手で行うよりも断然効きます。この流すときこそ、ツボペンシルの真価が感じられる瞬間!
また足の指先もツボの多い場所ですが、手でツボ押しをするのは難しい気がしますが、ヘラの部分を使えばサクサクと刺激することができます。
一通りのツボ押しを試すと、10分くらいかかります。
軽い力で効果的にツボ押しでき、痛みもなかったのですが、その夜から翌日かけて、トイレが近くなり、デトックスされている感じが強かったです。
またムックの中でも紹介されていますが、ツボペンシルを使って、顔や頭、手のマッサージをすることもできます。体のあらゆるところに使えるので、足だけでなく、全身のこりを感じる部位をほぐすとよさそうです。
文・写真/庄司真紀
参考書籍
Matty(マティ)著『「Matty式足ツボ」公認 魔法のツボペンシル』マガジンハウスムック