季節がめぐるのは早いもので、もうそろそろ春が近づいてきます。冬のセールがひと段落するこの時期になると、多くの女性が現実=“あふれるクローゼット”を目の前にして、どう片づけていいのか頭を悩ませていることでしょう。今回は、なにを減らせばいいのかわからないあなたに、服やバッグなどの「捨てどき」をご紹介します。
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「ものが増えたら収納を増やす」は間違い!?
人によっては、クローゼットだけではもはや足りず、今まさに収納を買い足して、収納場所を増設しようと考えている人もいるはず。ですが、それはほんとうの意味での片づけではなく、ただケースに収めているだけにすぎませんから、これから先もものがあふれ続けることになるでしょう。
「いやいや、そんなことにはしたくない! 私は片づけをしたいんだ!」という人は、このまま読み続けて、春本番までにリバウンドしないクローゼットダイエットを実践してみてください。
ものの捨てどきは?
服でもなんでも、新しいものを迎えたときが、今あるものの捨てどきです。
大抵の人は、手持ちのものが大して傷んでいない場合「いつか使う」と思って、新しいものを買っても、古いものをそのままクローゼットに残したままにしてしまいます。
しかしこの行動こそが、服の捨てどきを逃してしまっているのです。
女性に多いのは、新しいものをせっかく買っても、「もったいないから…」と使わずにとっておいた「いつか使う」捨てどきのもののほうを使い続けて、新しいものをたんすのこやしにしてしまう、「買った」「手に入れた」だけで満足してしまうタイプ。
残念なことに、これが最も服の捨てどきをわからなくする行為なのです。さらに、お金を使っても自分がアップデートされることはなく、ただの浪費になってしまい、ものがあふれるクローゼットを作り上げてしまう原因にもなります。
今現在のクローゼットを見渡してみて、タグがついたままのものや、今だ使ったことのないものはどれだけあるでしょうか?
それらの数だけ捨ててみる。まずはここから始めましょう。
続いては、つい捨てどきを見失ってしまいがちなものについてお話します。