あふれかえったクローゼットを保ち続けている人は、買いものの仕方に問題があります。そのひとつが、今回のテーマ「買っては後悔をくり返してしまっている」こと。つまり、選んでいるものがいい、悪いというよりも、買いものの仕方に問題があるのです。つまり、買いものの仕方を変えてしまえば、リバウンドつまり、デブじゃないクローゼットをキープすることだって簡単なんですよ。
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目的を“超”明確に“頑固”に突き通す
買っては、着ない使わない…この状態をくり返している場合、お店でのショッピング、ネットショッピング、どちらにしても「買うもの」を具体的に決めておらず、ただ欲しい!とトキめいたものばかりを買っていることが原因として挙げられます。
ですから、具体的に何を買うかを決めていない状態のときには、見ない、探さない。これを徹底することです。
そして、買いたいものが決まると、次はとにかく具体的に決めることです。色やデザイン、予算…具体的であればあるほどよく、そして決めたら簡単に崩さないことも大切。
この“簡単に崩さない”ということはどういうことかというと、お店で何かを見つけて欲しいと思っても、決めているものに合っていなければ、絶対に買わないということです。
お店の人に相談したところで「これのほうがいいですよ」など、買ってもらうためにいろいろなセールストークを聞かされて、そこで「これでいいかも…」と思ってしまったら、もう負けだということを、心に刻んでおきましょう。
店員さんの“快”よりも、自分の“快”を突き通す
買っては後悔をくり返している人は「店員さんの押しに負けた」「試着したら断われない」「最後の一点だと言われつい…」といったように、店員さんをはじめとした外的要因がきっかけとなり、購入に至ることがあります。
「店員さんに、悪く思われたくない」からこその行動ですから、これをまずは止めない限り、買っては後悔の負のスパイラルから逃れることができません。
お店でなければ、ネットショッピングなら大丈夫!ということではありません。
ネットショッピングの世界には、あらゆるセールスコピーが散りばめられているため、いいのか悪いのか、買っては後悔をくり返す人は、そのセールスコピーを瞬時にキャッチしやすく、結局はお店で買う状態と変わらないことが多いのです。
買いものをするときには、「少しでも迷いがあれば、自分の気持ちを大事にして即座に断る!」を徹底しましょう。
情報を、自らとりに行かない
買っては後悔をくり返している人は、SNSをかなりの頻度でチェックしていたり、雑誌はもちろん、あらゆる情報をたくさん集めていて、とっても物知りで“マメ”な人が多いように感じます。
しかしながら、情報を持ち過ぎているからこそ、自分に本当に必要なものがわからなくなり、買っては後悔という状況を招きがち。
つまり取捨選択がうまくできていないんですね。
ですから、まずは情報を日々収取することを控えること。
ダイエットに例えると、今のあなたは食べ過ぎなのですから、食べるのを止める。
体が日々、ご馳走を食べることに慣れてしまったからこそ、しばしご馳走を食べることを止めてみるのです。
運動不足の状態では、代謝も悪くて当然。
代謝をよくする、つまり後悔しない買いものができるようになるためには、一旦情報という食べものを、とらないことが、とても効くんですよ。
買いものじょうずになることは、やせやすい体を手に入れるのと一緒。
いつも買ったあと後悔してしまうという人は、ぜひ、買いものの仕方を変えてみてくださいね。