青い街「シャウエン」に行ってみたい!と思い、先日モロッコを訪れました。イスラムやヨーロッパなど、さまざまな文化が混ざり合うモロッコにすっかり魅了されてしまった筆者。今回は、美容大国としても知られるモロッコで学んだ、アルガンオイルの作り方をご紹介します。
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念願叶ってシャウエンへ。モロッコは、このような美しい街もあれば、サハラ砂漠もあるので、少し車で走ると街の雰囲気もガラリと変わります。一日を通して気温差も大きく、朝晩はダウンジャケットが必要な一方、日が昇ると長そでのシャツや半袖一枚でも快適に過ごせてしまいます。
最近、日本でも「美容にいい」と注目されているアルガンオイルですが、その本場はモロッコ。原料となるアルガンの木は、世界でもモロッコの南西部にしか生息していないのだそう。アルガンの実はヤギの大好物だそうで、なんとヤギは木に登ってまでも食べようとするそうです。ツアーの添乗員さんにこの光景を写真で見せていただいたのですが、少し衝撃的でした(笑)
ヤギは実だけを食べて種を吐き出すので、この種を拾い集めて中から芯をとり出します。この芯から抽出されるのがアルガンオイル。ひと粒からごく少量しかとることができないため、とても希少なオイルなのだそう。
種から芯をとり出すのは、石を使って手作業で行われています。モロッコでは、実のとり過ぎを防ぐため、木になっているアルガンの実を直接人間が採取することは禁止されているのだそう。
外皮をとったアルガンの実。ここからさらに石でたたいて芯をとり出します。実をさわってみると、とっても固かったです。これは、大変そうな作業…。
そして芯を石臼で挽いてオイルを抽出していきます。芯を生のまま挽いたものはスキンケア用に、一度ローストしたものは食用として使われるそうです。私は、アルガンオイル100%のスキンケア用のオイルを購入。
顔だけでなく、髪の毛や爪など、体全体に使用できます。オイルはサラッとしているので、少量でも結構伸びがいいです。乾燥した手もとに1滴たらしてみると、驚くほどしっとりに! 傷跡やニキビ跡の改善にも効果があるそうですよ。なんて万能!!
もっとたくさん買って来ればよかった…と少々後悔しつつも、引き続き、乾燥対策として活用していきたいと思います。モロッコを訪れた際は、みなさんもぜひチェックしてみてくださいね! お土産としてもおすすめですよ♪
(編集こえだ)
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