肌が焼けるほどの暑さを感じなくても、紫外線はすでに強く降り注いでいるのが春。ポカポカした陽気で気持ちがいいからこそ、日傘や帽子を使うこともなければ、長袖を着ているから大丈夫、と安心して日焼け止めクリームを塗ることもなし。夏に比べて日焼け対策が十分じゃないため、気がつけばうっかり日焼けをしてしまった、なんてことはこの時期よくある話です。
このように無防備で日焼けをしてしまうと、代謝が落ちはじめた大人女性はあとを引いてしまいがち。シミやシワなどを作らないために、紫外線対策は、初春が勝負どころ!
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ヘアメイクアーティストchihoさんの美白対策
春は、屋外の現場での仕事に多忙を極めるヘアメイクアーティストのchihoさん。一日中太陽の下にいることも、決して少なくはありません。
そんなchihoさんの美白対策を教えていただきました。
ひとつは、すでにシミなど部分的に気になるところをスポット的にケアする美白クリームを、とり入れているのだそう。
「使っているのは『リッツ ホワイト薬用ドットゼロ』。
こっくりした濃いめのクリームですが、春夏に使ってもベタつきを感じず、お肌に浸透しやすい肌なじみのいい美白クリームなんです。
注射器のようなユニークな形で、1回分ずつ少量で出てくるので使いやすくて衛生的。ほんの少しだけ部分的に使いたいという人にぴったりです。
また、美白コスメってじつは乾燥しがちなものが多いのですが、これはベタつかないのにうるおうため、まさに美白とうるおいが両立している希少な逸品。乾燥しがちな目元ケアにもおすすめなんですよ。
容量たっぷりで、コスパがいいところも優秀なアイテムです」(chihoさん)
絶大な信頼を置いている、高級マスク
「価格だけ見ると高いと思うかもしれませんが、これに代わるものはない、と思わせてくれるのが『SKⅡ ホワイトニングソースダーム リバイバルマスク』。
1枚に美白美容液1本分が配合されているのですが、ぶ厚いマスクからしたたるくらい、たっぷりうるおいに満ちています。
なんといっても、マスクを取ったあとにくすみがとり払われたのが目に見えて、とにかく爽快です。
しかも、マスクをとったあと、美白の有効成分が約8時間浸透し続けてくれるのだそう。日中ずっと屋外ロケをしていた日の夜には、この1枚が欠かせません。
マスクがとにかく厚めで、人によってはとれやすいのがやや難点。
上から100均のシリコンマスクを重ねて、マスクをしっかり顔に密着させて使うのがおすすめです(chihoさん)
内からのケアも大人女性には必要です
「ここ数年ブームになっているのが、いわゆる“飲む日焼け止め”。紫外線が気になる時期になると、私も飲みはじめています。
今飲んでいるのは『ロート製薬 ヘリオホワイト』。
現場で知り合うモデルさんたちが、これを飲んでいるのをよく見ていたのが飲みはじめたきっかけです。
紫外線による炎症によって色素沈着を引き起こしやすい日本人の肌に合わせて、UVケア成分であるファーンブロックや、美容成分であるハトムギエキスやビタミンB6・ビタミンB2を配合されているんだとか。日本人に特化した内容であるところに信頼をおいています。
屋外ロケのときには、いつも通り顔と体は日焼け止めを塗り、これを併用する形で飲用中です。
私の場合あらかじめ予定が決まっているので、数日前から飲むようにしていますが、予定外で紫外線浴びそうという直前のタイミングで飲んでもOKなので、ポーチにも入れて持ち歩いています」(chihoさん)
日傘をさすことができない仕事のchihoさんだからこその工夫がよくわかる美白ケア。ぜひ参考にしてくださいね。
取材・文/高田空人衣