そろそろ梅雨の季節。湿気が増えジメジメした空気となり、肌までベタベタしてなんだか嫌な気分になることもありますよね。今日はベタつき肌に悩まないスキンケア法についてエステティシャンである筆者がご紹介します。
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梅雨の季節に肌がベタつく原因
梅雨の季節は湿度が一気に高まりますよね。肌にとって理想的な湿度が50~60%と言われていますが、梅雨の季節は80%近くなることで、皮脂や汗が出やすくなり肌のベタつきが気になりやすくなります。
湿度が高まると、肌の表面がうるおうので乾燥しないと思われがちですが、汗や皮脂によって肌内部の水分が奪われていたり、除湿機やエアコンの風によって肌内部が乾燥していることもあります。
湿度が高いからといって油断をせずに、肌を守るスキンケアをしておくことでベタつきは軽減されますよ。
今日は梅雨時期のスキンケア法を3つご紹介します。
朝と夜の洗顔はマスト!
寝ている間も汗や皮脂の分泌はおこなわれていますので、起床後に洗顔をおこないましょう。一日の終わりの皮脂や汗などの汚れもとり除くように夜の洗顔もマストです。
洗顔フォームを泡立てネットなどのアイテムを使ってしっかりと泡立ててから肌の表面にふんわりとのせて泡を転がすように洗顔をしましょう。ゴシゴシこすったり、過剰に洗うのではなくやさしく包み込むように洗うことがコツ。
ぬるま湯で洗顔フォームをていねいに洗い流し、洗い残しのないようにしましょう。最後に冷たい水で毛穴を引き締めるように流すこともポイント。
洗い終わったら、水分を吸うようにタオルを乗せてやさしくふきとりましょう。
さっぱりタイプの化粧水をたっぷりと浸透させる
湿度が高くても肌内部が乾燥していると皮脂が過剰に分泌してベタつきを感じやすくなるので、肌の水分と油分のバランスをよくするためには化粧水がポイントとなります。
化粧水をケチって少量で済ませていたり、量が足りない人が多くいらっしゃいますが、肌を乾燥させないためには化粧水はたっぷりと浸透させることです。
ベタつきが気になるようであればさっぱりタイプの化粧水などを使い、コットンを2枚重ねにし、化粧水を顔全体になじませ、さらに化粧水を追加してやさしくおさえるようにパッティングしてみてください。何度かくり返していくうちに肌がひんやりしてきたら化粧水が浸透しているサインです。
ビタミンC誘導体が含まれている美白タイプのシートマスクなども事前に冷蔵庫で冷やしておき、化粧水のあとにマスクパックするとさらに毛穴が引き締まるのでおすすめです。
乳液とクリームで水分を逃さない
肌のベタつきが気になると乳液やクリームなどの油分が多いものを塗りたくない…という人も多いですが、肌がベタつくということは肌内部が乾燥しているということです。
せっかく化粧水をたっぷり浸透させていても油分でフタをしてあげないと水分が蒸発して乾燥をくり返す原因となります。
こっくりしたテクスチャーの乳液やクリームではなく、軽いつけ心地のものでもよいので、油分も一緒に補うことで肌のコンディションが整います。
梅雨のベタつきやすい時期は、洗顔で皮脂や汗の汚れを落とし、肌にしっかりと水分を与えながら毛穴を引き締めて水分と油分のバランスを崩さないようにすることがコツ。これらを続けるとテカリ肌にも悩まなくなるのでぜひ参考にしてみてはいかがですか。