バランスのとれた健康的な食生活を送るためには、ある程度自炊することも必要になってきますよね。それと同じように、肌や髪になるべく負担をかけたくない女性が実践したいのが、自分でコスメを作ること。でも、コスメを自分で作るなんてなんだか難しそう…。
ところが、「じつは想像よりとっても簡単で、ハードルは全然高くないんです!」とヘアメイクアーティストのchihoさん。今回は、ハンドメイドコスメ初挑戦にぴったり! 汗ばむ夏の必需品でもあるボディパウダーの作り方を教えていただきました。
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ボディパウダー作りに必要なもの
材料は、無香料のベビーパウダーもしくはコーンスターチを大さじ3。コーンスターチは、食用でもかまいません。コーンスターチは、とうもろこしのでんぷんです。汗を吸収し、肌にやさしく、なめらかに伸びるので、肌がきめ細かくさらさらになります。
また、お好みのエッセンシャルオイルを1本用意してください。使うのは、5~10滴ほど。
どのエッセンシャルオイルがいいかわからない場合は、夏場におすすめのデオドラントや殺菌・抗菌効果のあるアロマはいかがでしょう?
例えばベルガモット、ラベンダー、ティーツリー、ペパーミント、オレンジ、ゼラニウムです。テスターなどで試してみるとよいですね。
あとは、小さめのジップロックを1枚と、できあがったボディパウダーを入れる空容器を用意しましょう。(chihoさん)
ボディパウダーの作り方
それでは、早速ボディパウダーを作っていきましょう。
<1>小さめのチャックつきポリ袋にコーンスターチ(もしくはベビーパウダー)とエッセンシャルオイルを5滴ほど入れます。
<2>袋の中に空気を含ませて密閉し、よく振ったら完成です。
空の容器にこぼれないよう移しましょう。このくらいの容器だと、2つほど作れる量ができ上がります。ちなみに容器やパフは、100円ショップでも売っていますよ。
作ったボディパウダーはすぐに使わず、1~2日ほど、香りをなじませてから使用するようにしましょう。
もうひと手間かけたい場合は、お好みでパールやラメを入れるとお店で売っているようなキラキラのパウダーが作れます(chihoさん)
作ったボディパウダーは、こうやって使おう!
ボディパウダーは、お風呂上がりに使うのが最適! じわじわと出てくる汗を抑えてくれます。
朝は日焼け止めを塗ったあとにつけると、日焼け止めのベタつきと汗を抑えてくれ、さらには素肌の透明感もアップして見えます。
それから、足汗が気になる人は、素足にボディパウダーをつけてからサンダルをはくと不快なベタつきがなく快適に。
夏場にストッキングをはく人は、はく前にボディパウダーをつけることで、ストッキングがするっとはきやすくなりますよ(chihoさん)
自分で作ると、より愛着もわきますよね。ちょっとしたプレゼントにもよろこばれる手作りのボディパウダー。ぜひ作ってみてくださいね。
取材・文/高田空人衣