連日続く真夏日で、メイクもヘアもあっという間に崩れてしまうから、なんだかケアもやる気が起こらずサボりがちになりますよね。そんなときには、自前のコスメにちょっとした工夫をするだけでできる“ひんやり美容”が最適!とヘアメイクアーティストのchihoさん。
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chihoさんの推奨するひんやり美容って?
ひんやり美容とは、冷やしたスキンケアを使うことにより、冷感や爽快感とともにお肌をクールダウンさせる美容法です。
暑い夏にこの方法をとることで、毛穴の開きや肌のテカりをグッと抑えることができて、化粧崩れしにくい肌が作れます。
また、冷やすことによって血管が収縮し、元に戻るときに血流が一気に流れて血行促進効果があることから、透明感のあるクリアな美肌へと導いてくれるんですよ(chihoさん)
シートマスクを使った、ひんやり美容
肌がほてっていて、紫外線をたっぷり浴びたな~と実感した日には、冷蔵庫でキンキンに冷やしておいたシートマスクで冷やし美容!
肌のほてりがぐんぐん引いて、紫外線からのダメージを鎮静し、リセットに導いてくれます。
肌の表面温度を下げることで、開いてしまった毛穴もギュッと締まり、シートマスクのうるおい成分を、肌の奥にとどめやすいのです。
シートマスクをしたあとは、油分の入った乳液を使って水分の蒸発を防ぐフタをすることを忘れないでください。シートマスクをしただけで満足してしまいがちですが、じつはここまでやって、初めてシートマスクでのひんやり美容が完結します。
みなさんが想像しているよりずっと効果的なので、メラニンが作られる前にすぐさまペタっとはりましょう(chihoさん)
朝は必ず冷やし化粧水を使う
朝はとにかく化粧崩れを防ぐことが優先!
冷蔵庫でキンキンに冷やしておいた化粧水を多めにコットンに含ませて、パッティングしながら肌の表面を冷やします。
すると、開いていた毛穴がキュッと引き締まり、肌がなめらかになるので化粧ノリがよくなるのです。
肌の表面を冷やすことで汗が引いて、メイクも密着しやすくなりますから、化粧が崩れにくい素肌を作ることができます そのあとのベースメイクは、薄めを心がけるとさらに崩れにくくなりますよ。
ちなみに、化粧水は手でつけると思われがちですが、冷やした化粧水を効果的に使うためには、手より断然コットンを使うのがおすすめ! これが、ひんやり美容を正しく完結させるためのコツでもあります。
夏の汗やテカリを抑えるためには、正しいスキンケアなしでは語れません(chihoさん)
暑さで毛穴を開きっぱなしにすると肌がダレて見えてしまい、老け見えの原因にもなるのだそう。ひんやり美容を今すぐとり入れましょう!
取材・文/高田空人衣